New Zealand Cycle Classic St.4
レース情報
1月14日(土) 第4ステージ
距離 126km 順位 6位 総合 49位
レースレポート
朝から天気が良く、過ごしやすい気温だ。
ただ、僕の腹の調子は全く良くならない。
気持ち的にもストレスで、ただでさえシーズン初戦のステージレースで疲労も来ているのに、余計に疲れる。
だが、そうも言ってられない残りのステージ。今日はトマとドリューの総合アップに向けて攻撃できる最後の日。(明日はクリテリウムのため、ほぼ総合は動かないと思われる。)
そして、残りの2ステージ共に僕が狙えるステージなのだ。
レースは10.5kmの周回コース。
序盤に急坂があり、その後テクニカルなダウンヒルからのど平坦で集団が引き伸ばされ、位置取りを失敗すれば足を使わされ、最悪中切れなどで千切れる可能性のあるコースだ。
予定通り、序盤のアタック合戦に僕以外の3人が積極的に動いていく。
他のチームも積極的に動くチームが多く、ハイペースで進む。
4周目に入る頃、トマのカウンターで仕掛けたセントジョージの選手を追うように動いた元喜さんの動きが決まる。
さらに2名が加わり、4人の逃げがここで容認される。
元喜さんが逃げに乗ったことで、トマ、ドリュー、僕は前方で位置取ることができた。
途中何度か急坂でペースが上がるが、難なくこなしていく。集団も逃がす気が全くないのと、集団スプリントでステージを狙いたいチームが集団コントロールに加わっていたため、いつもより差がなく、進む。
だいたい、1~2分以内でコントロールされる。逃げとのタイム差が減り始め、少し集団でも動きがあるが、落ち着いて対応していく。
逃げを捉え、残り2周に入った急坂でトマ、ドリューが攻撃に出る。
僕も先頭付近で入るが、無理せず集団から千切れない程度に下がりながら登りをこなす。
この攻撃で平坦区間では集団が3つほどに割れたが、また1つに戻る。
しかし、追いついてきた選手達には足を使わせることに成功した。
トマとドリューもうまくいけば、抜け出せそうなタイミングだったので、いい攻撃だったと思う。
残り1周に入り、登りでペースが上がるが集団が割れるほどではない。
ここでもトマ、ドリューが前に連れていってくれていたので、楽にこなす。
集団スプリントの流れになり、トマ、ドリューに位置取りをしてもらい、マークしたい選手の番手にはまる。(今日勝った、Black Spokeの選手)
そして、ラスト1kmを切ったコーナーでNZナショナルチーム、セントジョージトレインに挟まれ、突っ張ろうとしたらペダルを地面にかき、吹っ飛びそうになる。
NZナショナルチームに入られるも、なんとかその後ろを死守するが、足を少し使ってしまう。最終コーナーを5番手と悪くなかったが、抜きにいくほど足がなく、そのままズルズルスプリントで6位。
結局、マークしていたBlack Spokeの選手が勝ち、NZナショナルの2人が2.3位。
マークするべき選手や立ち回りも悪くなかったが、最後に位置を下げ、足を使ってしまったことが悔やまれる。
ドリュー、トマも無事集団ゴール。
総合順位を上げれなかったが、ドリューの5位は守れた。
明日はクリテリウム。
最後のチャンスだ。
やるぞ。