遠回りだっていいじゃないか。~宮近海斗くんが教えてくれたこと~



「壁にぶつかるということは進んでいる証拠。どんな形でも遠回りでも進み続けることが大事。無理だったら違う道を歩いてみて、そこで前の答えがあるかもしれない。自分を認めてあげてください」


これは、Travis Japan(ジャニーズJr.)のリーダー、宮近海斗くんの「同世代の若者たちにー壁にぶつかってしまった時、どうすれば?」という質問に対する回答です。

先週、同グループの松倉海斗くんの、この質問に対する回答に感銘を受けてついnoteを開設したのですが、今週は宮近くんの言葉を取り上げたくなりました。


話は逸れますが、私はいじめられている人に対して、「負けるな」とか「逃げるな」とか「がんばれ」とか言う人が苦手です。勝つとか負けるとかいう話じゃないし、なんでいじめる人間から逃げちゃいけないかわからないし、そもそももう十分がんばっているのにこれ以上何をがんばれというのか。

もちろん、一生懸命立ち向かおうとしている人は立派だし、心の底から尊敬します。ただ、「逃げてもいいんだよ」って言ってくれる人がもっともっと増えてほしいと思っています。メディアもいじめの話題を取り上げるなら、「戦う勇気を持とう」だけじゃなくて、「逃げる選択をしてもいい。逃げることだって、自分の心身を守ったという意味で、とても立派だよ」ってもっともっと伝えてほしい。そして、TBSは「アンナチュラル」第7話を定期的に再放送してほしい。


「逃げちゃいけない風潮」が蔓延しているのはいじめの問題だけではありません。ある壁にぶつかって方向転換した時、「なんでもう諦めるの?もっと頑張ってみたらいいじゃない」って方向転換することを諫められた経験、ないですか?すぐなんでもかんでも逃げたり諦めたりするのがよくないことはわかっています。でも、壁を乗り越えずに方向転換して遠回りすることって、そんなに悪いことですか?


私はもういい大人なので、そういう風潮も「なにくそ!」って知らんぷりしてゴーイングマイウェイできるし、壁にぶつかることだって人生経験の1つだって捉えられるけど、学生さんとか、社会人になりたての方だったら、「壁を乗り越えられない自分は駄目な奴だ」って思いこんでしまうかもしれない。Travis Japanのファンには若い方も多いから余計に。


そんなみなさんが宮近くんの言葉を読んで、「壁にぶつかることも悪いことじゃないんだ」「遠回りしてもいいから、進み続けることが大切なんだ」「そこで新しく何かが見つかるかもしれないんだ」ってことを感じ取ってくれるんじゃないかなって考え出したら、宮近くんの言葉ってまるで「人生のヒント」の詰め合わせみたいに思えてきて。

まさに質問の「同世代の若者」に対する10000000点の回答だなって。

宮近くんの言葉を勝手に

どんな形でも遠回りでも進み続ける=生き続けることが大事。

って変換して、生きる希望をもらった気さえする。


また、最後の、「自分を認めてあげてください」という言葉。きっと宮近くんが一番言いたかった言葉ってこれなんじゃないかな。「自分を認めてあげる」って簡単そうで、じつはとても難しい、と私は思います。でも、とてもとても大切なこと。吉澤閑也くんに向けたメッセージでもあるのかな、って連想してしまうのは、オタクの悪い癖ですね。


ちなみに以下の動画で一番最初に話し始めたメンズが宮近くんです。彼のダンスは釘付け&骨抜きになるので、ぜひ一度ご覧いただきたいです。


Happy Groovyはこちらの定点ダンス動画もおすすめです。さらにダンスを堪能できる。何回見たかわかりませんが、見るたびに、「ひゃ~~~~~~!」と気持ちが高揚します。


なお、冒頭で紹介したアンケートは、昨日アップされたこちらの動画で確認できます。




そして本日は、Travis JapanのRIDE ON TIME2週目が放送されます。今回は〜TEAM〜というテーマで、彼らのどんな姿が描かれるのか。宮近くんが紡ぐ言葉は、きっと、今日も、私の心に響くだろう。