ロートケプシェン、こっちにおいで

「ロートケプシェン、こっちにおいで」
  - 相沢沙呼


♪あらすじ
酉乃初と心が通じ合ったはずのクリスマスのあの日。しかし痛恨なことに、彼女の連絡先を聞き忘れたまま、冬休みに突入してしまった。あの日の出来事は夢だったのではないかと、悶々と過ごす僕に、クラスメイトの織田さんからカラオケの誘いが。しかし、カラオケの後の食事の際に、急に泣きながら飛び出していってしまった織田さんにいったい何が? 僕は酉乃に力を借りるべく『サンドリヨン』へと向かうことを決意した……。バレンタインでの不思議な出来事をはじめ、友人関係に悩むとある生徒の事件など学園内外で巻き起こる謎をたおやかに解く、女子高生マジシャン・酉乃初の事件簿、第2集。



昨年買っていて読めていなかったため、
相沢沙呼先生の作品が続いています。

現在の学生なら1度は感じたことのある、
しがらみのようなものを描かれています。
昔を思い出し、リアルすぎて怖いくらいでした。
自分なら何をしただろう
こんなとき自分なら何ができるだろう
そう思いながら読みました。深い。

「生きていくって、取り返しの付かないことの連続なんだ」
「毎日の一瞬一秒だって、もう二度と手に入らない、かけがえのないものなんだってこと」



あと、酉乃さんと須川くんの関係が
少しいい感じになったの...かな?笑

✎*。
今日はこの辺で
こむぎこ

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