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海岸防災林人づくり・にぎわいづくり②防風柵解体・モルック編

 皆さんこんにちは!!
 みやぎ海岸防災林・森林づくり協議会 事務局の永野です!
 
 昨年開催しました「海岸防災林アイデアコンテスト」で発表されたアイデアの実現に向けて、前回に引き続き2024年2月12日(月)に現地活動を行いました。
 
 これまでの様子も記事にまとめていますので、ご覧になっていない方は、  ぜひ!!
 
              ▼過去の記事▼


 今回は、前回の投稿の最後に予告しました「防風柵」の解体を行いましたので、当日の様子をご紹介します!
 
 当日は、前回と同じく「わたりグリーンベルトプロジェクト」東さん指導の下、大学生3名と私たち事務局2名で活動しました。
 
 防風柵は、海岸に吹きつける強風から、植栽したクロマツを保護するために設置しているため、とても頑丈に作られています。接合部は、大きなボルトや釘で取り付けられているので、複数の工具を使いながら解体していきます。
 
 始めは、解体する手順を探りつつ、協力しながら作業を進めます。

分担しながら、少しずつ作業を進めます。

 電動ドライバーやレンチを駆使してボルトや釘を外すのですが、中には釘が木材に埋まっているものもあるため、釘の周りを削って頭出しをする必要があります。また、潮風を受けた影響で、ボルトや釘が錆びてしまい、木材の中に折れたまま残ってしまうものもあります。

マイナスドライバーで埋まった釘を掘り起こします。

 約20分かけて防風柵1基の解体が終わり、続けてもう1基の解体に取りかかります。
 
 釘やボルトがバケツいっぱいで約10kgにもなり、木材もこんなに回収できました!

大量の解体材を得られました✨

 これら木材は、次回のイベントで使用するモルック遊具へ加工していきます。
 「モルック」とは簡単に説明すると、フィンランド発祥のスポーツで、木製のピンを倒すことで点数を取っていき、ぴったり50点取ったチームが勝つという競技になります。
 
 モルック遊具は全て木製で、今回は一から作り上げていきます。1セット  12本、これを2セット作ります。
 まず、解体して得られた丸太を切り分けます。

みんなで協力して、切っていきます!
きれいに切り分けることができました!

 これをあと、22本作っていきます。なかなかハードな作業になりますね…
 
 着実に切り分けていき、やっとの事で終わりました!
 次は、これら丸太に1~12の番号を一つひとつ書き入れていきます。

                 ⇩

ハッキリと見やすく、上手に書くことができました!

 最後に、作製したモルック遊具で実際に遊んでみました。
 快晴の下、わたりグリーンベルトから3名、大学生3名の勝負が始まります...

試合開始です…!

 少し複雑なルールですが、一つひとつ確認しながら試合を進めていきます。初めは、均衡状態が続きましたが、なにかコツをつかんだのでしょうか、大学生チームがどんどん差を付けていき勝利することができました!
 
 そして何よりも試合を通して、皆さんの仲がより深まっている様子でした!

テクニックと戦略が大切になってきます。

 今回は、防風柵の解体とモルック遊具への加工、そして実際にモルックの試合を体験してみました。
 アイデアを一から形にしていく様子を近くで見ていて、とてもワクワクしました。
 
 次回は、モルック体験会の様子を紹介しますので、ぜひ、チェックしてください!
 これからも引き続き、みやぎグリーンコーストプロジェクトをよろしくお願いします!


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