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片仮名英語が日本を電網(Web)開発後進国にした。

電網ネット掲示頁ホームページに縦書きが殆ど見当たらない。これは通信網ネットの基本技術を100%米国に頼ってしまったからである。何故そうなったのか。有形具ハード受信機ラジオ受像機テレビ暗箱カメラや低燃費の車はかつて世界を席巻した。元々これらの基本技術も欧米から来たものだ。しかし、日本の電網ネットは、そこから独自の発達はしなかった。

それは、前にも記事にしたが、本質を考えない安易な片仮名英語の導入が原因である。受信機、受像機、車、自動二輪オートバイの様な有形具の製造技術にも、片仮名英語はひどく反乱している。しかし、技術者達は本質を理解しなければならなかった。何故なら有形具ハードは、手で触らなければならない物だからである。匠の試行錯誤が究極の物作りを可能にした。

有形具は物の制約と戦っていれば良かった。一方、電網ネット掲示頁ホームページなどは無形具ソフトである。手で触る事ができないし、人の考えなので目に見える制約は無い。従って概念と本質を頭でしっかり理解する必要が有る。しかし、試験の為の学校英語しかできない一般の日本人技術者は、技術英語の本質を理解しようとはしないし、明治時代の技術者の様に、その為の努力も根性も無い。かくして片仮名英語を安易に導入して、真似てを繰り返すだけとなった。

本質を理解しないで安易に導入した片仮名英語により、独自の電網無形具を発達させ得なかった事が、電網に縦書きが無い理由だ。と思っている。

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