日本サッカーの4年後を考えて、鬼を笑わせてやろうか。

トーナメント初戦で敗れたサッカー日本代表は間もなく帰国し、解団となる。超保守的な選手選考を行った反動として、大幅な選手の入れ替えが生じる。世代交代が大きな課題なのは、セルジオ越後氏ほか、多くの解説者が指摘しているところである。

参考:「【セルジオ越後】「惜敗」はなんの慰めにもならない。そこに差があることを認識しないと」
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail2/id=43375

4年度の代表選手の年齢上限を仮に32歳と置くと、今回の代表選手で4年後も残れるのは以下のとおり。(名前のうしろは年齢)

GK 中村 27 (残り2枠)
DF 酒井宏 32 酒井高 31 遠藤 29 昌子 29 植田 27(残り3枠)
MF 山口 31 原口 31 宇佐美 30 柴崎 30 大島 29(残り4枠)
FW 大迫 32 武藤 29(残り1枠)

23枠のうち最低10人は入れ替えということになる。(更に、実力で落ちる選手もいるだろう)

今回直前で落選となったMF中島、井手口、FW浅野を当確として残り7枠。
どんな選手が狙うことになるのか。過去のU-23招集状況や個人的な趣味(レイソルサポです)から何人かご紹介したい。

GK
〇FC東京 波多野豪 189センチの恵まれた体格。今シーズンは現在までJ3(FC東京U-23)で4試合に出場し9失点
〇柏U-18 小久保 玲央ブライアン 今季トップチームにも2種で登録。昨年の柏U-17のアルカスカップ準優勝に貢献。レアリマドリー、ベンフィカ、パリサンジェルマン等の強豪ユースチームと対峙し、国際経験も積んだ。

DF
〇柏 中山雄太 東京五輪世代でいち早くJリーグでのレギュラーを獲得、試合経験を順調に積む。CB、左SB、DMFに適応
〇G大阪 初瀬亮 ハリル時代にA代表招集経験あり、左右どちらもできる貴重な選手
〇清水 立田悠悟 今の日本が必要な高身長CB。Jリーグには開幕から9試合連続で先発出場
〇川崎 タビナス・ジェファーソン 現在はフィリピン国籍も日本帰化を目指している。視力4.0。

MF
〇札幌 三好康児 U-15以来年代別代表に名を連ね続けてきた。出場機会を求め川崎からレンタル移籍で札幌へ。
〇柏 伊東純也 右サイドアタッカー。サイドを主戦場にするイメージが強いが、意外に中へ切り込んで得点を取りに行くことも多い。甲府から柏に移籍した当初はサイドバック起用であったが、どちらかといえば攻撃の選手。右サイドハーフ~右ウイングに適性。
〇柏 手塚康平 柏U-18からのトップチーム昇格はなく、1年間ニュージーランドのオネハンガで武者修行してから柏に入団。翌年ブレイクするも右膝前十字靭帯損傷、右膝外側半月板損傷の大けが(全治8か月)。今年実戦復帰を果たしている。

FW
〇磐田 小川航基 18歳のとき、リオ五輪代表に帯同(トレーニングパートナーとして)。ワールドユースで得点を挙げる活躍も、試合中の大けがでシーズンを棒に。今年はJリーグ7試合出場にとどまり得点はないが、復調を期待したい。

レアルユースの中井やら、FC東京の久保やらは大手メディアにいくらでも記事があると思いますので、どうぞそちらに。

将来を悲観するのは簡単かもしれない。
しかし、こういった新しい選手の成長・活躍を期待して応援し、将来に夢を馳せウるのは、楽しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?