見出し画像

2020ベストリード📚

2020年は60冊読みました。
2019年の2.5倍です。
コロナってこともあったけど隙間時間見つけたらすかさず本読むようになってもう仕事とご飯の時以外本読んでるといっても過言では無いくらい本読んでました。(その割に60冊は少ないな〜)

そして去年はエッセイとかヘラヘラしたの多めやったけど、今年は実用書多めで一冊一冊内容がかなりずっしりしていました。
本を読めば読むほどそれに関連する本が読みたくなって数珠繋ぎ式に芋づる式にもう止まらない。
一ヶ月の書籍代は直近6ヶ月で平均8,000円。買った本はその月にほぼ全て消化で積読本無し。もう訳分かりまへん。自分でも意味分からんくらい今読書欲が旺盛なのです。

そんな訳で、この中からイチバンを決めろと言われるのは酷なことであるのです。だって、全部おもろいねんもん。中野京子の名画シリーズも森見登美彦の腐れ大学生の話もアートのあれこれも何もかも全部面白かった!
私のチとなりニクとなった!!

それでも私は、イチバンを決めるのです。

決めました。

映えある、2020年ベストリードは、、、



ダン・ブラウンの
「オリジン」です!!!


ダン・ブラウンのロバート・ラングドンが登場するシリーズは「ダ・ヴィンチ・コード」とか「天使と悪魔」とか映画化されるくらいエンターテイメント性に富んだミステリーサスペンス小説。
この「オリジン」という作品でも、ある事件が起きて、象徴学専門家のラングドンが暗号を解きながらその事件を解決していくというもの。
舞台はバルセロナ。そしてキーになってくるのは、ガウディの建築物たち。もうこれだけでオガワを籠絡するには十分すぎる要素。
「われわれはどこから来て、どこへ行くのか?」ゴーギャンの絵画にこんなタイトルの付いた作品がありますが、「オリジン」の中で殺害された未来学者・カーシュはこの永遠の問いに対する“解答”を見つけたという。未来学者の辿り着いた答えとはいえ、所詮は小説家の作り出す解答、デタラメで大したもんじゃ無いやろうと鷹をくくっていたら…度肝抜かれました。ダン・ブラウンは一体何者なんじゃ…

これを読んだ後、ジェットコースターに乗った後のような爽快感もありつつ、「あくまでフィクションです」と割り切れない感が凄かった。自分は知らない事が多すぎる。知らないと、既に存在しているものも認識出来ない。
そう思って実用書に手をつけ始めたりして読書欲に拍車がかかっていったのかも知れません。

YouTubeを観ても、所謂“ブックチューバー”が増えたなという印象。私も文学ユーチューバー・ベルさんの動画観てもりもり読むようになったから、読書欲は感染すると心得たり。

2021年もこのままの勢いでもりもりばくばく読みまくりたいところですが、あえて「再読」の年にしようと思う!
凄く大切な内容の本を一気に読んで、自分が追い付けていない気がするから…
あとシンプルに、ある事がきっかけで、こんなに本読んでるのに言葉のほんまの意味知らんこと多いなと思い知らされたから…

ともかく2021年も良い読書ライフを送りたいオガワなのでした📚




この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?