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マネーフォワード・データ&AI

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マネーフォワード所属データアナリスト・データサイエンティスト・データエンジニア・機械学習エンジニア・アナリティクスエンジニア・研究者の共同マガジンです。データ分析・活用事例やデー…
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マネーフォワードのデータ&AI組織の記事を紹介します!

マネーフォワード・データ&AI マガジンは、マネーフォワード所属データアナリスト・データサイエンティスト・データエンジニア・機械学習エンジニア・アナリティクスエンジニア・研究者の共同マガジンです。データ分析・活用事例やデータ組織の取り組みについて発信しています。 マネーフォワードには複数のデータ&AI組織があるため、組織ごとに分けてこれまで発信してきた記事をご紹介します! データ戦略室データ戦略部 データ戦略室分析推進部 データ戦略室データエンジニアリング部 CTO

事業企画(FP&A)の立ち上げと打ち手としてのデータ基盤整備の話

はじめにはじめまして! マネーフォワードのクラウドERP本部事業企画部(FP&A)・分析推進部兼務の佐野です! 2024年4月にNIKKEIリスキリングに記事が掲載されました! クラウドERP本部事業企画部は、成長企業・中堅企業向けクラウド型ERPのビジネス戦略や短期の販売戦略、予算策定を担当する部署です。その中でも私はビジネスの計画を策定し、どのような損益が生まれるのかの見立ての作成から実際の検証までを現在担当しています。 今までを振り返りデータアナリストから事業部に

分析基盤の変遷 - 横断系データ組織での改良と事業部への分散化 -

こんにちは。マネーフォワード 分析推進部の yuu_kimy です。 今年の4月から部となり、気持ち新たに日々データ活用に奮闘していますが、この機会に、分析推進室の時代から今に至るまでの分析基盤がどう変遷してきたかを整理してみたいと思います。 以下、忙しい方向けの3行まとめです。 3行まとめ 分析推進室の時代には、AirflowにてDWH/Martを運用してきたが、現在ではAirflow & dbtの両方を利用している 2022年から、事業部サイドでの分析基盤の整備

データアナリスト(FP&A)を募集します!

突然ですが、現在マネーフォワードのデータ戦略室 分析推進部ではデータアナリスト(FP&A)を募集しています!(2024年5月現在) 私たちとしても今回新しく募集をはじめたポジションであり、その業務内容や魅力を詳しくお伝えすることで、1人でも多くの方にご興味を持っていただきたく筆を取りました。 以下の文にピンときた方はぜひ最後まで読み進めていただきたいです! 「データドリブン」な経営・事業運営の推進に興味がある データを分析するだけでなく「実行」にまで関わり、事業貢献をし

マネフォの管理会計基盤の紹介〜データ組織を立ち上げたらまずここを握れ〜

イントロダクションこんにちは。マネーフォワード データ戦略室 分析推進部のササキです。 今回は、マネーフォワードで全社横断のデータ分析組織を立ち上げていく過程で構築した管理会計基盤について紹介させていただきたいと思います。 と言ってもデータモデリング寄りの技術的な話ではなく、構築から4年が過ぎたこの基盤について、どちらかというと運用的な観点でやっておいてよかったことや、やっておけばよかったことがちらほら出てきたので、それらを今回は整理してみます。 補足:分析推進室の成り立

BigQuery ML の多変量時系列モデル(ARIMA_PLUS_XREG)で簡易に施策効果推定を行ってみる

マネーフォワード CTO室 AI推進部の tamiya です。 好きな Slack 絵文字は :curry_forward: です。 前回の記事では、スリランカカレーの布教 BigQuery ML(以下 BQML)の概要とどんなときに使えるかについて例を交えて紹介しました。 この記事では、その実例編といった形で、ビジネスでもしばしば出くわす施策効果推定を BQML を用いて簡易的に行う方法について紹介したいと思います。 問題設定以下のような日毎のアクセス数の時系列データ

BigQuery ML でお手軽機械学習

マネーフォワード CTO 室 AI 推進部の tamiya と申します。 好きなものはスリランカカレーで、最近オフィスの近くに R スリランカ三田という福岡(※注1)にある有名店の新店舗ができてテンション上がってます。 さて、みなさん、 BigQuery ML ってご存知でしょうか? データ系に携わる方なら、一度くらいは聞いたことがあるかもしれません。 BigQuery ML (以下 BQML) は、BigQuery から機械学習モデルの作成・予測といったタスクを行える機

データを前へ。データとAIでUser Focusな価値創出を目指すマネーフォワード DataForward室のメンバー紹介

こんにちは。マネーフォワード ホームカンパニー DataForward室の吉住です。 今回は、家計簿アプリ「マネーフォワード ME」などのマネーフォワードの個人向け領域のデータ活用に興味を持っていただいた方向けに、DataForward室のメンバーを紹介します。 DataForward室の紹介マネーフォワード ホームカンパニーは、マネーフォワードの「お金を前へ。人生をもっと前へ。」というミッションにもとづき、個人向けに家計簿アプリ「マネーフォワード ME」を中心としたサー

経営学部のためのSaaSとサブスクリプションのデータ分析入門

こんにちは。マネーフォワードの吉住です。 10月19日に国立大学の経営学部の学生向けのセミナー講義に登壇しました。 この記事では、内容を一部削除・加筆・修正した講義スライド資料とそのサマリをご紹介します。 もし誤植・間違い等ございましたら、SNSにご連絡ください。 SaaSとサブスクリプション・ビジネスSaaS(サース)は、Software as a Service(サービスとしてのソフトウェア )の略です。PCやオンプレミスにソフトウェアをインストールするのではなく、

Labの与信組織ってどんなとこ?

はじめにこんにちは!Money Forward Labの太田兼資です。 以前、うぇるだんさんが紹介してくれたLabの紹介記事の続編、第二弾です。 今回はLabの与信分野の研究者へのインタビューを通して、チームの雰囲気や仕事内容をご紹介します。 インタビューの登場人物は、私含めこの3人です! 自己紹介ーまずは、みなさんのマネーフォワードへの入社時期やその前の職歴・研究歴について教えてください。 久井: 入社してもうすぐ4年になります。今まで所属した企業の中で一番長いんじゃ

AIとWeb3はコミュニケーションに何をもたらすか?Web3の社内勉強会を実施しました

こんにちは!Money Forward Labの川上(うぇるだん)です。 Money Forward Lab(以下Lab)とは、Money ForwardのValueの一つでもある、「Technology Driven」を体現し、さらなるデータの可能性を追求するために設立された、社内研究組織です。 Labの研究領域現在Labでは、「Autonomous Backoffice」というスローガンを掲げ、バックオフィスの自律化・企業や個人のお金についての悩みを減らすことを目的に

Money Forward Labの研究者ってどんな人たち?

はじめにこんにちは!Money Forward Labの川上(うぇるだん)です。 Money Forward Lab(以下Lab)は、Money ForwardのValueの一つでもある、「テクノロジー・ドリブン」を体現し、さらなるデータの可能性を追求するために設立された、社内研究組織です。 今回はLabで働くことに興味をもってくださった方に、Labの研究者へのインタビューをとおして、チームの雰囲気や仕事内容をご紹介します。 インタビューにご協力いただいたのは、このお二

マネフォの「分析推進室」で働く人たちはこんな人たち!(アナリティクスエンジニア編)

イントロダクションこんにちは。マネーフォワード分析推進室の佐々木です。 「データアナリスト編」に引き続き、チームの素敵なメンバーを紹介します。 前回の記事をまだ読んでいないという方は是非こちらも合わせてご覧ください。 今回は、アナリティクスエンジニアの二人に「この仕事のやりがい」や「どんな方と働きたいか」を聞きました。 世の中的にもまだ新しい職種である「アナリティクスエンジニア」ですが、マネーフォワードの中ではとても大事な役割を担っています。 アナリティクスエンジニア

PyCon JP 2022に登壇しました

こんにちは。マネーフォワードの吉住です。 2022年10月14日(金)から15日(土)にかけて開催されたスPyCon JP 2022に登壇してきました! PyCon JP(以下、単にPyConと略します)は、プログラミング言語Pythonの年に一度のカンファレンスです。 私はDAY2の13時から、「Pythonで公的統計APIのオープンデータ活用」というタイトルで発表を行いました。 この記事では、登壇までの準備や始めての登壇を終えての感想をお伝えしたいと思います。 PyCo