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【活動報告】フェムテック振興議員連盟 第7回総会に出席しました(2021/06/02)

こんにちは!メディカル・フェムテック・コンソーシアム(MFC)事務局です。
今回は2021年6月2日に行われた、フェムテック振興議員連盟第7回総会への出席についてご報告させていただきます。


「フェムテック振興議員連盟」の第7回総会が開催され、MFCからも、顧問の大須賀先生、松本理事長をはじめ、メンバーが出席しました。

今回はまず、経済産業省より、フェムテック産業実態調査の結果についての説明がありました。フェムテック産業が拡大にすることにより、女性の働き方や生活、意識の変革や行動変容が起こることによって、経済全体にポジティブな影響をもたらすとの仮説のもと、調査が行われました。
日本における製品やサービスの状況と、それぞれの課題と対策案、さらに女性のウェルビーイング実現が経済に与えうるインパクト、という項目についてご説明いただきました。


次に、fermata社の杉本様より、海外における、妊娠・不妊分野のフェムテックの状況についてのスピーチがありました。
不妊産業は世界的に見ても新しい産業であり、これから大きく成長が見込めるが、課題は多く、主に、患者側の金銭的、精神的コストや、専門医の不足、社会的不妊(子供を望んでいても政治や宗教、文化により、不妊治療にアクセスできない状況)などが挙げられました。

これらの課題を、病院やクリニックの枠組みや、政治、宗教などの社会的なハードルを超えて解決していくのがフェムテックであると言えます。
実際に海外では、自宅用の検査キットや、精子バンク、凍結した卵子や受精卵の管理システムなど、多くのサービスが出てきているとのことでした。

こうした動きの中で、今後の妊娠・不妊テックの課題として、科学的根拠のない製品が出てきてしまうことや、制度が整備されていないこと、子を望む気持ちを利用した搾取への懸念、卵子や受精卵などのデータの管理方法などが考えられます。

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会議の最後には、議員の方々より意見交換が行われました。その後、実際のフェムテック製品やサービスの展示でも、多くの方々に関心を持っていただく機会となりました。

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今後も随時、活動報告をしていきます!

 

法人、個人問わず、フェムテック業界を盛り上げていきたい方、MFCの活動趣旨にご賛同・ご支援いただける方は、ぜひご入会をご検討ください!

また、取材や講演、医療監修などのご依頼や、ご入会に関するお問い合わせについても、下記よりご連絡いただければと思います。
https://femtech.or.jp/inquiry/




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