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【活動報告】フェムテック振興議員連盟 第11回総会に出席しました(2022/03/03)

こんにちは。メディカル・フェムテック・コンソーシアム(MFC)事務局です。

今回は2022年3月3日に行われた、フェムテック振興議員連盟第11回総会への出席についてご報告させていただきます。

「フェムテック振興議員連盟」の第11回総会が開催され、MFCからも松本理事長をはじめ、メンバーが出席しました。


まず厚生労働省より、女性特有の健康課題の解決に向けた、健診などの取組について説明がありました。一般健診や特定健診、がん検診について、さらに女性の健康課題に関する協会けんぽや健保組合の取り組みについて紹介されました。

それに対し、女性特有の疾患に対する早期発見の仕組みや、健診データの取り扱いについて、活発に意見交換が行われました。


続いて、生殖医療専門医である松本理事長より、不妊治療における医療アクセスの壁を解消する、次世代不妊治療セミオープンシステムをテーマにお話させていただきました。

不妊治療の3つの壁、特に「アクセスの壁」「機会の壁」について説明した後に、その壁を乗り越えることのできるシステムについて提案されました。

3つの壁についての詳細はこちら↓

具体的には、血液検査やエコー検査などの一般的な検査と処方に関しては地域の産婦人科クリニックで行い、その検査結果等について生殖医療専門医に共有され、医師間でアドバイスが行われるという仕組みです。

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このように、医療の質を担保しながら分業化を実現することができれば、生殖医療専門医のリソースを最適化でき、不妊治療の当事者からしても、アクセスが改善することで、仕事や家庭と両立しやすくなると言えます。


さらに、女性の健康課題に関する当事者の意識、リテラシーの向上という観点から、現役の女性自衛官が出席され、貴重なお話を伺いました。

次回は、フェムテック振興議員連盟としての政策提言の取りまとめに向けた議論が行われる予定です。


法人、個人問わず、フェムテック業界を盛り上げていきたい方、MFCの活動趣旨にご賛同・ご支援いただける方は、ぜひご入会をご検討ください!

また、取材や講演、医療監修などのご依頼や、ご入会に関するお問い合わせについても、下記よりご連絡いただければと思います。
https://femtech.or.jp/inquiry/

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