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私の人生には必ず農業がある

私の名前を見て、「実る稲穂」、もしかして、お家は農家??と気づいてくださる方がいます。そうなのです。

私は生まれも育ちも、現在いるところも北海道の大学2年生で、北海道の鷹栖町で、稲作とトマト栽培をしている農家の娘です。

でも、私の家は普通の農家ではなく、父は他の仕事もやっている兼業農家で、仕事の関係で、中川町、名寄市、鷹栖町というように北海道内を転々としました。

鷹栖町は、父の実家があるところで、祖父母も一緒に農業をやっています。

鷹栖町以外の場所にいたときは週末に鷹栖町に来て、父は農作業をします。父には休みという概念が多分ないのだと思います(笑)

そのおかげで、私はほとんど旅行などをしたことがありません。するとしても、米届けに行くから、友達に会いに行くからという親の都合の時に連れて行ったもらったぐらいです。

なので、父は家にほとんど居らず、大変そうというイメージしかなく、農業はそこまで興味がありませんでした。

しかし、高校は農業高校を選びました。理由はとても単純で、夢も目標も特になくて、勉強をしなかったから。あとは、3歳上の兄が農業高校に行っていたので、話を聞いて、楽しそうだと思ったからです。

4つ学科がある高校だったのですが、私は食品科学科という学科を選びました。実習が2時間ずつ週3ペースであり、高校で製造したものを売る販売会があるのですが、その販売に向けたパウンドケーキやトマトジュース製造などをしていました。また、課題研究という授業で、6人ぐらいの班で、コロッケの商品開発を先生とともに行ったこともあり、コンテストに応募した結果、一次審査に通り、発表を行い、旭川市で商品化されたこともあります。(北海道のテレビで特集されたことがあります。

また、全国の農業高校生が所属する農業クラブという組織があり、そこの北海道代表として、大会で挨拶をしたり、農業に関する将来の夢を発表する大会で発表をし、全国大会優秀賞を受賞させていただいたりといった経験もあります。元々、とてもあがり症で、人見知りなのですが、高校の間に変わりたいと思ったのがきっかけで、高校の間は部活動は全然やらず、友達との時間よりも農業高校(農業クラブ)の活動を優先していた気がします。友達との時間も、もっと大切にすればよかったと少し後悔しています。

高校卒業後、現在は、大学で農業経済学を専攻していて、野菜販売を主として活動している団体「me+you(みーとゆー)」に所属しています。私は高校時代の販売活動で、購入していただいた方に「美味しかったから、また買いに来たよ!」「がんばってるね!」と暖かい言葉をかけていただいたり、喜んでいただいたりした経験が嬉しかったので、この団体でも多くの方に喜んでいただける活動をしたいと思っています!

これからやりたいことは、me+youの活動を盛り上げること、農業の知識をもっと増やすこと、生産者・消費者の方とのかかわりを持つことが目標ではありますが、一番は、もっと自分の好きを見つけて、伸ばしていきたいと思っています。

先週書いたnoteには、「書くことを通して、自分軸で生きられるようになりたい」というタイトルを付けました。私は自分に自信がなく、好きなことも好きだ!って言えませんでした。好きと言わないうちに、私はそれが好きだったかどうかもわからなくなり、好きなものが何かわからない時がつい最近までありました。

また、なんだかんだで、私の人生には必ず、農業があって、正直、自分って農業好きなんだろうかと悩んだ時期もありました。しかし、本当にいやだったら、この道選んでないなあ、やめてるなあとも思うのです。

なので、今やっている活動の中に、好きの要因を見つけること。それを好きだと言って、いろんな人に行動で示していくこと。それが自分の好きを忘れず、楽しく生きていける方法なのかなと思います。あと、「好きこそ物の上手なれ」と言いますし!!

これは農業とか今やっている活動とか以外にも言えることだと私は思います。

さて、今日は映画を観て、読書して、好きを深めていこうっと!



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