『マネーフォワード クラウド勤怠』でのインターンを振り返って
『マネーフォワード クラウド勤怠』で開発インターンをしていました日笠です。
2020年8月から2021年1月までの6ヶ月間におよぶインターンを振り返って学んだことをまとめていきます。
マネーフォワードを選んだ理由
前のインターン先におられたマネーフォワードOBの方が、専門外のお金の話をされてたのを聞いていて「そんな知識も付く環境なのか〜お金は一生必要だし知りたいな〜」という感じで興味を持ちました。
調べてみると、急成長しているベンチャーで、かつ強そうなエンジニアの方がたくさんいるので、確実に多くのことを学べると感じ志望しました。
もちろん、ついでにお金の知識も付くかな〜という淡い気持ちもありました(笑)
インターン期間で取り組んだこと
6ヶ月でこんなところを開発しました。
- 日次勤怠画面のpdf出力
- 休暇管理画面の項目別検索機能
- 受信ワークフロー画面のモバイル対応
- パターンシフト画面の操作性向上(複数選択、自動スクロール)
- パターンシフト画面のpdf出力
などなど
その中の一部をご紹介します。
この画像に写っているのは「パターンシフト管理画面」と呼ぶもので勤怠予定管理者が複数人の従業員の勤務予定一ヶ月分をまとめて確認、セルを選択して編集をすることができます。
僕が開発したのはこのセル選択の部分です。
この改修でCommand/Ctrlキーを押しながら操作することで、離れたところにあるセルも同時選択、または選択取り消しができるようにしました。
さらにドラッグで複数選択しながら画面の端まで来ると自動でスクロールするように実装しました。
以前は単一の矩形選択しかできず、離れたセルを同時に選択できない、間違えて選択してしまった場合は初めからやり直し、といった具合に使いづらくUI改善の要望が強くあったため、リリース時には多くの社員さんから感謝の言葉をいただくことができました。
この開発に取り掛かるまで、まともにフロントエンドを触ったことがなかったため、どこからどう手をつければ良いかわかりませんでした。
しかし、メンターをしてくださった社員の方が必要となる言語の知識はどのドキュメントを読んだら早いかであったり、tipsなど自分一人では知ることのないようなことを教えてくださり、すぐに知識をつけて開発を進めることができました。
自分の知識がないために実現できないと思い込んでしまっていた部分も「こんな雰囲気のコードで実装できそう」といただいた助言をもとに試行錯誤してみて、実際に完成させた時は最高に嬉しかったです。
また僕がジョインしたタイミングで『マネーフォワード クラウド勤怠』の開発グループ目標を振り返る会がありました。
そこでは、ただ決まったプロダクトを作るのではなく「何故このサービスが必要なのか」「ユーザーに何を達成してほしいのか」といったところまで考え、お互いの認識を合わせ開発の目的を定めるということをしました。
それを通して、自分が仕事を選ぶ基準に「ユーザーを幸せにする仕事」という軸が合っている、と気づくことができました。
学びや成長できた点
ジョインした当初は、コードのどこを読んでも「このコードがなんでこの挙動をするのか」といった具合に、訳が分からずとりあえずコピペしまくって、撃沈していました。
このままではまずいと気付き、それからはドキュメントを読み、小規模でコードを書くことで根本を理解するようにしました。
また、他の方のプルリクエストを読み、修正方法からコミットメッセージの書き方まで多くのことを学びました。
これらを続けることで徐々にコードが書けるようになり、エンジニアとしてワンランク上がることができた気がします。
入る前と入った後のギャップ 目的は達成できたか
悪い意味でのギャップは無かったです。むしろ、「え、ここまでやらせてもらえるの!?」といったことばかりでした。
重要なタスクを任せてもらえたり、デザイナーさんと相談してプロダクトをより良くするための議論ができたことも貴重な経験でした。
躓いても社員みなさん優しくて、聞けばなんでも教えてくださり、インターンとして最高の環境でした。
まとめ
半年は思った以上にあっという間でした。
フルリモートでの就業で最初はうまくやっていけるのか不安でしたが、メンターの方をはじめ多くの方にサポートしていただき、最後までやり切ることができました。
エンジニアのスキルだけでなく、社会人として働くことについても学ぶことができ、このインターンで関わった全ての方々に感謝いたします。
勤怠開発チームでは引き続きインターン生を募集しています!
インターンを通していろんなことが学べる最高な環境です!
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