やみにっき 23年12月版
自分の気持ちや悩み、考えていることを口に出すというのは些か難しいことであると思う。
相手が友達だからとか恋人だからとか親だからとか関係なく、とても難しい。
「どうして言ってくれなかったの」
「何考えてるかいまいちよくわかんないよね」
私だってどれがほんとかもうわかんないよ。
好きだと発信してきたものも、最初を辿れば人の好きに話を合わせただけのものが多くあったり。
得意だと言ってきた『私のいいところ』は、たまたま出来上がった社会用の虚像になってたり。
現実の自分と社会的な自分と素敵だと思えていたはずの自分。
いつから全部がバラバラなんだろう。
気づいた時にはもう戻れないような年齢で。
逃げられないような状況に自らなってた。
伝えるのは勇気がいるってよく聞くけど、それよりも自己肯定感のが大事なんだろうなと思う。
後ろめたいから?
怒られるから?
嫌われるかもしれないから?
人が離れていくのが怖いから?
自分に自信がなくて、何がほんとかなんてとっくにわからないから、周りに自分を任せるしかなくなって、怖くなっただけなんだろうな。
小さい時の自分が今の自分を見たら、らしいと思うのか。はたまた、そんなわけないと思うか。
もしもを考えたって意味は無いけど、もしもすら無くなったら壊れちゃうこともある。
こうやってネット上に独り言を呟いてる今も、笑顔で打ってるような文章を返事して。
ない事の方が多い未来の予定を夢見るやり取りをするんだ。
人と面と向かうのは怖い。
自分を見られてしまうから。
好きな人の目に自分が映るから。
しぬことも、生きることも、一人でいることも、選べずになにがなんだかわからないまま、成り行きでたまたま運良く生きてるんだ。
早く完全な不幸になれればいいのに。
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