見出し画像

目指す会 2310 筑波山ヒルクライム&ツーリング 5

前回負傷者を出しながらもなんとか十三塚峠をクリアした。T橋君、君のことは忘れない。激坂は無理しないと登れないけど無理もほどほどに、という矛盾的な教訓を胸にゴールのつつじヶ丘を目指す。

前回書き忘れたが、十三塚峠のゴール地点は2.で書いた風返峠になる。ここからつつじヶ丘は1~2キロ程度で斜度も比較的穏やか。つくば道、十三塚峠といったドラクエで言うところのバラモス・ゾーマ級を討伐した我々にとってはおやぶんゴースト程度の坂だ。(RPGで人生最初に対峙したボスがドラクエⅤおやぶんゴーストだった。夜中ビアンカに起こされ、レヌール城を探索するあの雰囲気にビビりながらブーメラン投げまくっていたのを思い出す)

風返峠の交差点。ここをまっすぐ行くとつつじヶ丘に到着する

ということで完全に復調した筆者が先頭を走る。次いでT橋君介抱のため十三塚峠を断念したS水さん。S水さんは赤城ヒルクライムでも目指す会内2位という好成績を納めている。トータル300キロを寝ながらでも走破するようなクレイジーなヤツ。だがしかし激坂はどうやら苦手なようでつくば道、十三塚で色々削られたらしい。今回は筆者に前を譲ってくれ1,2フィニッシュ。

つつじヶ丘ゴール地点

ついでE原さんと十三塚でかすり傷を負ったT橋君も無事ゴール。これぜ今回のヒルクライムクリア、みんなよく頑張った。
つつじヶ丘に来ると決まってとある場所で記念撮影する、ナルトに出てくるガマ親分みたいな象の前だ。
なんでも筑波山は伝統芸能、ガマ油売り口上が有名なんだと。「さあ~さあ~お立ち合い! そこのお嬢さん、御用とお急ぎでなかったら、ゆっくりと聞いておいで~」ってね。

ついついくち口寄せの術をぶちかましたくなる象

ここでやることはもう1つ。アイスクリームを頂くことだ。ヒルクライムでカロリーを使った体に甘くて冷たいアイスクリームでドーパミンどばどば。軽く決まっちゃうくらい旨い。バニラに加えて紫色の味が人気。何味か教えてくれないんだけどたぶんブドウ。

ソフトクリームでエクスタシーを感じるおっさん’s

筑波山の標高はそれほど高くなく、10月でも山頂は半袖でも気持ちよく過ごせる。なんでも高ければいいってものではない。

あとは下山をしつつ一カ所お土産屋に寄るだけ。ダウンヒルになると俄然元気になるメンバーがいる、E原氏だ。
彼は昔キックボクシングをやってて、多分殴られすぎて危険信号の役割をはたす恐怖という感覚が欠落してしまったのだろう、これでもかってくらいに飛ばしていく。
彼曰く、ペダルさえ回さなければ誰よりも早いとのこと。名言(迷言)誕生。

E原さんが先行し、残り3人は車の渋滞に巻き込まれてゆっくり下山。ゆっくり過ぎるとブレーキレバーを握り続けないといけず、サスケ的な握力地獄になる。

そんなこんなで最終ポイントの沼田屋に到着。ここでかりんとう饅頭を食べずに筑波山は語れない。

沼田屋はチャリダーに限らず大人気のお土産屋だ

ここのかりんとう饅頭は概ね作りたてでいつでもほんのり暖か。外はカリッと中は柔らか、餡も甘すぎず上品な味が楽しめる。かりんとう饅頭自体を撮り忘れるというミスに今更気付いたので各自ググってくれ。

ということで筑波山ヒルクライム&ツーリング終了。多少のトラブルはあったが中々ナイスなイベントだった。年内もう一度くらいいきたいな筑波山。

次回は目指す会の年1度の最大のイベントが10月に開催されたのでレポートしていく。詳細含めてお楽しみに。

筑波山ヒルクライム&ツーリング ログ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?