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目指す会 鋸山トレイルラン大会202402 ①

前回1年ぶりのトレランで体を慣らし、いざ本丸の鋸山トレラン大会に参加。大会なので当然参加料なるものがかかる。お金を払ってつらい思いを休日にする、つくづく奇妙な事をするなと我ながら思うが、よく考えたら下手くそゴルファーのそれとほぼ同じ。多くのヒトがこの謎ムーブを起こしていることになる、人間の不思議。まぁゴルフのプレー代よりもトレランの大会参加費は安いんだけど。

ちなみに下手くそゴルファーのラウンドってこんな感じ。(※全くもって筆者の主観につきあしからず)

打ちっぱなしで練習し出来上がったイメージを裏切り予期せぬ方向に飛んでったボールを小走りで追いかける。
たまにボールを見失っては焦り、これ以上先輩を待たせてはならぬと「ありましたー」と嘘をつきながらポケットに忍ばせていた予備のボールをしれっと落とす。
一緒に回る先輩上司がよかれと思ってあれこれとご指摘してくれるのだが、それを受け入れられる冷静さは朝の第一打目で彼方までとんでいってるから余計に訳わかめ。
せっかく用意したスコアカウンターをカチカチするのも忘れ自分が何打目か途方に暮れる。
ダフり続け全然前に進んでくれないボールと手持ち無沙汰に待ち続けている先輩方。「ゆっくりでいーよー」「落ち着いてー」の励ましの声がかえってプレッシャーになっていることを先輩方は知らない。

やっとの思いで前半を乗り切りひとときの休息ランチタイムも気は抜けない。飲みたくないビールを同調圧力に負けオーダーし、前後の組の仲間との「調子どう?」
(スコアカード見せる)
「おー…まぁ頑張れ」
というゴルフ場で1日50回は交わされる定型コミュニケーションも欠かせない。

スマホに唯一あったゴルフ写真を記念に張っておく

酒の入って良い気分になってきた上司のつまらない冗談とたまにくるプチ説教に耐えながら後半をやり過ごす。
なんとか18ホール回りきった頃には心身くたくただ。それに加えコンペの幹事的なのを任された日には普段の仕事以上にやることが盛り沢山。幹事ももちろん参加費は定額通り。それでも1日やれば2,3回は良いショットを打てるもんだから、次回も頑張ろうか的な思いが一瞬よぎる。でも大して練習しないから次のラウンドも今日をなぞるような1日に…

以上と比べると気心知れた仲間とのトレラン大会は全然楽しい、みんなもゴルフやめてトレランやろう。

時を戻して鋸山トレランの話。

最初の難所は大会の数時間前にやってくる。というのも鋸山は千葉の僻地にある、内房の下の方。乗り換えアプリを見ると3時間かかるとのこと…のぞみに乗れば東京から神戸いってもおつりが出る。

松戸駅5時20発、こいつに乗らないと行けない。夜更かしと深酒は厳禁な前日。4時半に目覚ましをセットしなんとか起床。スマホを見るとE原氏から謎に2時半頃にグループラインに一言飛んでいた。また地獄のミサワも驚くような寝不足アピールが飛び出すな、とため息をつきながら身支度を調える。

駅前にわいている数人の酔っ払いを避けながら予定通りの電車に乗車。ゆっくりゆっくり進んでいく。
乗り換え待ちと長期停車で3時間中1時間は進まずの時間、鈍行を地で行く早朝の内房線。
持ってきた本が大外れ。ムカついて乗り換え待ち中にゴミ箱にたたき込む、念のため2冊持ってきて正解だった。読んでるのかウトウトしてるのか分からない読書タイムを過ごしやっとこさ予定通り8時20分に浜金谷駅到着。運賃なんと1990円、立派な旅。

駅近くにコンビニがないと来るとこきたな~って思うよね

駅で仲間と合流、今日のメンバー紹介。
目指す会ボスE原、トレランジャンキーC原、ヒルクライムの鬼K子さん、サボりがちN矢、幕張の若者A宮。バラエティ豊かなラインナップ。

合流早々、浜金谷駅でE原さん恒例のう○ちタイムに付き合わされる筆者とN矢。早起きで腸内リズムが狂うのはよく分かるのだが、E原さんはう○ちが中々出ない場合、追い込まれてから巧みにストライクをカットし続けるバッターくらい粘るので少しうんざりする。ちなみに力一杯踏ん張るのはすごい体に悪いらしい。

廃校になった小学校が受付場所でありスタート及びゴール地点。うじゃうじゃと集まるトレイルランナー。恐らくこの町に1年で最も人が集まる日。空は申し分なしの快晴、運動日和。フツフツと高まるやる気。

スタート前のスタート地点

ゴルフの悪口を書いたら結構な分量になってので今日はここまで。次回もお楽しみに!

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