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オンライン決済プラットホームのユニコーン企業💎2022年上場予定⁉️天才兄弟の手腕が光る大注目フィンテック企業『Stripe』の概要とIPOについて

天才兄弟の凄すぎる経歴と偉業

世界最年少のセルフメイド・ビリオネア兄弟
Stripeの概要を語る前にまず、創設者のアイルランド出身のPatrick Collison氏(パトリック・コリソン)とJohn Collison氏(ジョン・コリソン)の2人の天才兄弟がStripe設立するまでの経歴と偉業について述べたいと思います。

経歴
兄パトリック・コリソン 

1998年生まれ
微生物学者の母親のリリーとシステムエンジニアである父親のデニスのもと誕生

父親の影響を大きく受け、わずか8歳でアイルランドの国立大学であるリムリック大学のコンピューター・コースに通い、10歳でプログラミングを習得

16歳でプログラミング言語であるCromaを作成し、BTヤング・サイエンティスト・コンペティションという学生向けの科学分野のコンペティションで優勝

マサチューセッツ工科大学(MIT)入学したが起業のため中退 

弟ジョン・コリソン

2000年生まれ
兄の影響を受け起業のため、ハーバード大学中退
10代で億万長者になるもStripe設立当初は、自転車で会社に出勤 余暇は従業員とハイキングにでかけるなど親近感がわく人柄

父親の影響で幼少期からプログラムについて学んだ二人は、上記大学に在学中にイーベイ向けに中古品販売を容易にするバックエンド技術のソフトウェアを開発し、大学を即中退

2007年
兄弟でソフトウェア会社のShuppaを設立
じ後、社名オークトマティック(Auctomatic)を変更

2008年
わずか10ヶ月でオークトマティックを急成長させ、カナダのメディア企業コミュニケート(Communicate)に500万ドル(約5億5000万円)で売却

当時 兄19才 弟17才🤷‍♂️サラッと述べましたが、この歳でビリオネア達成。とんでもない経歴と偉業です。

2010年
Stripe設立

Stripe社の概要

ウェブサイトやモバイルアプリケーションに決済処理ソフトウェアとアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を世界の有力企業(Amazon、Google、Facebook、Shopify、Zoom、Uber、Slack、Salesforce等)や中小企業、個人事業主まで、世界の120カ国以上の数百万社にオンライン決済システムを提供しているフィンテック企業

オンライン決済、対面決済、プラットフォーム決済、サブスクリプション管理、オンライン請求書作成などがあり、金融サービスでは、法人向けクレジットカード、コーポレートファイナンス、Banking-as-a-Serviceなどのサービスを提供
数行のコードをサイト内に埋め込むだけでオンライン決済機能を導入できる「数行コード決済」を確立し、対面することなく、オンラインで会計が完了し、会計業務の効率化が可能

Stripeの特徴

・ペイメントゲートウェイと呼ばれる決済ネットワークへの接続仲介機能の提供のほか、カード情報保存、サブスクリプション型サービスでの自動引き落とし機能、マーケットプレイス機能など、決済に関わるさまざまなサービスを簡易に実装可能

・初期費用、月額費用なし

・最短1日で利用可能

・手数料は決済金額の3.6%

・週に1回、売上を入金する報酬払いシステム

・数行のコードをサイト内に埋め込むだけでオンライン決済機能を導入できる

・銀行や金融機関、デジタルウォレットなどと連携し、世界135通貨とビットコイン決済に対応

・システムは毎秒5,000件以上のリクエストを処理可能

・Visa、MasterCard、American Express、JCB、Diners Club、Discoverと最も多くのクレジットカードに対応している上、デビットカード、Apple Pay、Google Payでも利用可能

・年中無休でサポートを受けることが出来る

世界展開

本社はアメリカ・サンフランシスコ
エンジニリングの拠点はアイルランドの首都ダブリン
米国はもとより、日本、オーストラリア、ベルギー、フィンランド、フランス、ドイツ、オランダ、スペインなどなど世界14カ国に事業所を展開

Stripeのセグメント

Treasury
「埋込型金融」の仕組みを提供する。例えばShopifyと展開している例では、Shopifyを利用するマーチャントが同製品を使って簡単に銀行口座開設し、売上金などの資金移動が可能

Stripe Connect
より複雑なマーケットプレイスのトランザクションを処理が可能

Issuing
カードを発行し、給与デジタル払いが可能

Radar
不正検知するAIセキュリティ

ストライプデータ
Stripeのダッシュボードを超えて、決済データに関するあらゆる質問をすることが可能 

ライフタイムバリュー
経常利益と解約率を組み合わせて顧客の生涯価値を算出
ウェブサイトとモバイルデータ+Stripe
お客様のウェブサイト、モバイルアプリ、サーバーからのデータとStripeのデータを組み合わせることで、複数のタッチポイントでの顧客の行動を結びつけることが可能

ヘルプデスクデータ
ZendeskなどのヘルプデスクアプリのデータとStripeのデータを組み合わせることで、カスタマーサポートと収益を結びつけることが可能

コレクション
Stripeからは様々な種類のデータをインポートすることが可能

ストライプ・チャージ

クレジットカードやデビットカードに課金するには、課金オブジェクトを作成します。チャージオブジェクトは、個別のチャージの取得や払い戻し、またすべてのチャージの一覧表示が可能

ストライプ・プラン
Customerオブジェクトを使用すると、定期的な課金を行ったり、同じ顧客に関連する複数の課金を追跡することが可能

Stripeがあなたにお金を送るとき、銀行口座、デビットカード、または接続されたStripeアカウントへの送金を開始するとき、送金オブジェクトが作成されます。個々の送金を取得したり、すべての送金を一覧表示することが可能

StripeのIPO

2022年に米国へ上場予定
Tesla、space xなどを手掛けるイーロンマスク、PayPalのピーターティールを始めとし、Shopify、Sequoia、Capital Group、Silver Lake、Fast等、各種ピカピカファンドが資金提供

2021 2Q決算


持続的なEコマースの追い風とShopifyの強力な実行力が、素晴らしい第2四半期をもたらしました。
第2四半期の売上高は、前年同期比57%増の11億ドルとなり、Shopifyが単一の四半期で10億ドルを超えたのは初めてのことです。これは、サブスクリプションソリューションとマーチャントソリューションの両セグメントが好調だったことによるものです。
サブスクリプションソリューションの売上高は、主に月次定期収入の大幅な増加により、前年同期比70%増の3億3,420万ドルとなりました。
MRRは、より多くの加盟店がプラットフォームに参加し、POS Proを使用する小売店の数が増加したことにより、前年同期比67%増の9,510万ドルに加速しました。

めゆかのパパ主観

敏腕CEOがブルーオーシャンであるフィンテック市場をターゲットとし、凄まじい成長スピードで業界をリードする企業
上場後、投資するために今から入金力を強化したい

※買い煽りではないので悪しからず







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