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【シャニマス】皆大好き5thライブ


ネットの海を泳いでいたところ、こんな記事を見かけました。

面識のない方でモロ無断のため問題あれば消します。
こちらの記事で記載されているオーコメ話は初耳だったのでその辺を踏まえてBDも発売されたタイミングなので考えを整理してみようと思います。(もう一ヶ月くらい経ってるけど)

あなたはどっち派?

私は5thそこそこ肯定派です。
ただ、両日前提です。

ライブの見方は人それぞれですよね。現地/配信/円盤と色々あります。
私は基本的に当選できた現地and円盤です。

そのため冒頭に引用させていただいた記事に記載されていた高山オーコメ話は知りませんでした。
day1のみ現地だったらマジョリティであろう5thアンチ過激派になっていたifがあったかもしれませんね。

問題点

端的に配慮が足りなかったことに尽きると考えています。
タイトルの名称、ロゴ、事前映像などから不穏さはあったものの、それを加味してもday1終了時のPたちの雰囲気は困惑の一言につきます。
背景描写が不十分だった結果でしょう。
また、掲載させていただいた記事で指摘されている通り、オーコメという限られた場でだけ詳細が語られており、運営の意図を汲み取るに十分な情報が提供されて行われたライブとは言えません。

誰もが全てを見るわけじゃない

ライブはチケットが当たらなければ現地にはいけません。配信だって私の場合だと片方でも現地いけるなら、あとは円盤で見ればいいという人間です。

仕事や学業といった社会生活、金銭的な事情。
そういった色々な理由から二日間のライブを通しで見られない人は沢山いらっしゃるでしょう。

各自の事情を鑑みると、一日で完成しているライブである方が幸せになれる人は多いのだと思います。
しかし5thはそうではなかった。
高山のオーコメ話を含め、もう少し人目に付きやすい場で事前事後の配慮が必要だったライブだと強く感じます。

運営の意図

完全な憶測ですが4thあたりからday1、day2それぞれに意味を持たせたがっているように感じます。
4th day1ではこれまで、day2ではこれからを意識した演出がありました。
手紙の演出も結構叩かれてた印象ありますね。
おじさんはday1の担当の手紙で号泣してライブどころじゃなかったヨ。

まだ映像化はされてないので割愛しますが、我が儘などでもday1、day2での違いが盛り込まれていました。

こういったday1、day2における違いは我々ユーザー側に楽しんでもらいたい意図、片方だけではなく両日どちらも売上に繋げたいといった現実的な意図など、様々な理由が入り組んだ結果なんだと思います。

個人的な解釈

そういったday1とday2の違いを大きくしたのが5thなのではないかというのが私の見解です。
恥ずかしながらガチ勢と胸を張れるほど情報を収集しているわけではなく、明言されてる情報を見落としていることも十分あり得るので見当違いなことを言うかもしれませんが私の5thの解釈は以下です。

day1
シャニPのいなかったifの世界線。
ライブ冒頭で社長がライブ周りで激務を強いられているシーンがあったと記憶しています。
また、改心したような描写は見受けられますが社長が過去担当していた八雲なみへのプロデューススタイルを考えると、無意識にもアイドルに無理をさせてしまい283のアイドルが辞める(or続けられない)状況になり解散ライブに至った。と解釈しています。
ただ、このあたりについても引用した記事に記載のある通りアイドル達が自分で選択したのか、その他の原因で辞めざるをえないのか。そういった情報がないため釈然としない点はあります。

演出に関してもストレイの和楽器だったりシーズのダンサーだったり、少なくともこれまでのシャニPがプロデュースしてきたライブでは無さそうだった演出がされていました。
そういった部分は天井社長がプロデュースしたライブと考えるとしっくりきます。個人的に。

day2は逆にシャニPがいる世界線。
ここは特筆することはなく、これまで皆さんが経験してきたまんまです。
そのため最後のルカ加入にも繋がる。

何が正解なのか

志を同じく出発したお笑いコンビや、音楽グループが方向性の違いで解散するわけですから、これだけ多くの人が関わっているシャニマスにおいても万人が満足するような運営は困難でしょう。

私の場合、5thは両日を通して一つのライブだと思っているので、そうであるなら事前に「両日通して一つのライブだよ!」と告知してもらいたいタイプです。
逆に3rdツアーのような構成なら概ね一緒だから一つで大丈夫だよ!と。

ただ、どちらもメリット/デメリットがありますよね。
通しで完成するライブを事前に告知した場合には落選した人達の不満の声は大きくなり、それがデメリットとなります。
代わりに両日見ることが重要であるならば配信チケットの売り上げが期待できるでしょう。

一回見れば良いと事前告知した場合、配信の売り上げは減ることが予想されます。
反面、両日申し込みの数が減り現地参加できる人の絶対数が増えるメリットがあります。

なんなら私は予習のためにセトリも先立って教えてもらいたいと思ってるくらいです。

day1はユーザー離れに繋がったのか?

既に離れた方にはお会いする機会もないので知る由もないですが、ここはどうなんでしょう。

私は我が儘以降に交流の幅が広がったんですが、周囲でも5thを否定的に見ている人は多いです。か、少なくとも今は居るわけです。

5thを経験したからこそ、その後のライブの満足感を高めている劇薬的な効果を発揮してるとも思えてきます。

Enza経由もありますし、参考情報として適当かは別途検討の余地がありますが、手っ取り早いセルランを見てみましょう。

https://game-i.daa.jp/?APP/1448666290
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2023年度の年末はシャニソンのリリースもあるので影響していそうですが、5thが公演された3月?以降見るからに下がっていますね。

こうなると一定数減ったというのが事実なのかも…
少なくともコンテンツは追うけど、掛ける金額が変わったという人も多いのかもしれません。

篩にかけることの代償

5thは良くも悪くもプロデューサーたちに大きな印象を与える結果となりました。
残った人たちは面構えが違うでしょう。

残った方々は引き続き一緒にシャニマスを謳歌していきましょう。

気になるのは、一部で見聞きする「ついてこれない奴らは捨て置く」みたいな考えをする人たちです。
アニメやら小説諸々他作品をそんなに知らないので世に溢れている作品での相対的な評価はわかりませんが、シャニマスは行間を大事にする作品と私は解釈しています。
その行間に対してプロデューサーそれぞれが考察したり、考察とはいかないまでも何かを感じることがシャニマスというコンテンツのひとつの楽しみ方だと思っています。

そういった影響か、さも自分は高尚な作品について行けているかのような物言いで、不満を露わにした人を切り捨てるのは野蛮だなぁと。

シャニアニでも触れましたが、閉鎖的で排他的なことって自身の首を絞めるんじゃないかい?と思ってしまいます。

コンテンツの改善を目的とした運営への文句はいいけど、軋轢を生むだけのユーザー同士の争いが少なくなるといいなぁと切に願います。

シャニユーザーは若い人たちが多いから血気盛んなんですかねぇ。

せっかくプロデューサーという立場でコンテンツの一部として没入しやすい素敵なコンテンツなんですから、コンテンツが長続きするよう皆で応援しましょう。

いやはや、シャニマスという大きなひとつの”好き”が共通点があったとしても争いが生まれるんですから、世の中から争いが無くなるわけありませんよね。
人間とは面白く度し難い。

それではまた。

P.S

シャニアニについて買いてる時に思ったんですけど
5thって両日Multicolored Skyで〆ていて、私の解釈ではifの対比を表現するということで納得しつつも
1stやシャニアニの思い出補正を加えると、こうも賛否がわかれるライブの〆としてよくも使ってくれたな?!という気持ちが溢れてきました。
day2はMulticolored Skyの後にこれまで283のアイドル達が描いてきた「虹」がルカを加えてどこへ向かうのかという気持ちを込めて虹の行方を披露した方がエモいだろーー!!!…エモくない?

エモいって言葉を初めて使いました。

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