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ジャンボタニシ

今日はPMSで朝から体がだる重…
1日何もしてないからせめてnoteだけでも投稿しよう。

先日、綾で自然生態系農業に取り組む早川農苑とけんちゃん農園にお邪魔した。農業のことはもちろん、海と山の話、人とのつながりや綾の未来のことなど、興味深い話をたくさん聞かせてくれた。

特に印象に残っているのはジャンボタニシの話。
田んぼには毎年、外来生物のジャンボタニシが大量発生し、稲を食い荒らされてしまうらしい。その損害は大きく、稲を守るために農家も必死になっているそう。
そこで、使用される特殊肥料 椿油粕が問題になっている。この商品には「天然エキス配合」だとか、一見良さそうなことが書いてあったりする。農薬として撒くのは禁止されているのに、商品の方にはそれがはっきりとは書かれていないらしい。これを水田に撒いてしまうと、魚介類を殺す成分が川や海まで流れてしまう。それが原因でアサリの数が減ってしまい、アサリ漁師に大ダメージ。産地偽装問題などが発生してしまったケースも。。

資本主義経済中心で物事を見ると、農業の場合は最終的な作物がすべてであり、安心して収量を確保できるように農薬を撒く。自分のところだけが良ければそれでいいと思ってしまう。しかしそれは大きな間違い。有機肥料だから良いということでもない。海と山は繋がってる。広い視野で物事の本質を見極める必要がある。そんなことを教えてくれた。

さらに晃平さんは、小さい頃は子どもたちがジャンボタニシを取る役割だったという話をしてくれた。ジャンボタニシをみんなで壁に投げて遊んでいたらしい。そしてその死骸を鳥が食べるという連鎖。ただの遊びがこんなに社会の役に立つことある??と、すごく驚いた。今ではそんな子どももいないみたい。

「ジャンボタニシホイホイ」的なもの開発したら革命が起きるかもよ、こういうところでデザインとかクリエイティブが必要になってくるんだよって、そんな話題にもなった。

本質を知るといかにメディアの情報に流されているかがわかる。最近農業のお手伝いを始めたけど、毎日が実験のようでワクワクする。綾には自分の頭で考えて新しいことに取り組んでる人が多い。すごい人がたくさんいて、話を聞くのが楽しい。

けんちゃん農園にはめちゃくちゃ元気で人懐っこい狼犬がいた。初めて見た。大きくてかっこいい🐺

新しい出会いと学びが多い1日の振り返りでした😌

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