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生後4ヶ月でメキシコへ。予防接種、パスポートなど、渡航準備について。

我が家は息子が生後4ヶ月の時にメキシコに来ました。渡航前に一番忙しかったのは、予防接種だった気がします。だいぶ前の記憶ですが、可能な限り掘り起こして、渡航準備について記録しておきたいと思います。

※メキシコのベビー&子ども用品事情、日本から持ってきた方が良いものについては、こちらをご覧ください。

1. 渡航前の予防接種

こちらは日本のネットで買えるスペイン語併記の母子手帳

生後4ヶ月となると、通常の予防接種もたくさんある時期です。それに加え、メキシコ渡航に必要な狂犬病とA型肝炎の予防接種も受けることにしたので、渡航前は予防接種にたくさん行きました。頑張ってくれた息子には感謝しかありません。

スケジュール

我が家の場合、渡航前、日本で以下のようなスケジュールで接種しました。(通常の接種の間に、狂犬病とA型肝炎のワクチンを挟んだ感じです。)

  • 生後2ヶ月|Hib①、小児肺炎球菌①、B型肝炎①

  • 生後2ヶ月と3週間|狂犬病①、A型肝炎①

  • 生後3ヶ月|Hib②、小児肺炎球菌②、B型肝炎②、4種混合①、ロタ①

  • 生後4ヶ月|狂犬病②、A型肝炎②

  • 生後4ヶ月と1週間|Hib③、小児肺炎球菌③、4種混合②、ロタ②

※ロタは経口で2回のものです。

※令和2年10月に、ワクチンの接種間隔が変更となりましたが、その前に摂取した時のスケジュールです。当時(変更前)は、生ワクチン摂取後は4週間以上、不活化ワクチン摂取後1週間以上、次の予防接種まで間隔を開ける必要がありました。

※狂犬病とA型肝炎は4週間間隔で接種しました。

※狂犬病とA型肝炎は、息子は大人よりも少ない量のワクチンを打ちました。(担当されたお医者さんの判断です。)

※生後5ヶ月以降の、通常の予防接種はメキシコの病院で打ちました。メキシコでの予防接種や病院の受診については、別途まとめます。 

上の写真の、スペイン語と日本語併記の母子手帳を日本のネットで購入し、日本の母子手帳に書いてある予防接種の内容を書き写しておきました。メキシコのお医者さんと予防接種の相談をするときに役に立ちました!

接種した場所

通常の予防接種は近くの小児科で、狂犬病とA型肝炎は、国分寺の予防接種センターで受けました。(ワクチンによっては予約が必要です。)

ワクチンの接種証明(英語)

息子が日本で打った予防接種について、日本のかかりつけ医で、英語の予防接種証明書を作ってもらい、持ってきました。メキシコでは、学校によっては入学するときに予防接種の証明書が必要なためです。実際、息子が幼稚園に入園する際に提出しました。

特にフォーマットはないので、息子の名前、生年月日、書類の作成日、予防接種の種類、接種日、病院名、医師の名前、医師のサイン、を記入できるシートをエクセルで自作し、それに英語で記入してもらいました。

2. パスポートの準備

パスポートの取得方法は大人と同じなので割愛しますが、赤ちゃんのパスポートを取る上で大変なのは、写真撮影だと思います。

我が家は、家で撮影しました。白いバスタオルを敷いた上に息子を寝かせ、さらに息子が左右を向かないように白いタオルを丸めて顔のサイドを固定。真上からミラーレス一眼で撮影しました。それをスマートフォンに取り込み、パスポートのサイズにして、コンビニで印刷しました。

パスポートの写真には色々とルールがあるので、申請時に撮り直しと言われないように、何パターンか撮影&印刷してパスポートセンターに持参し、係の方に選んでもらいました。

3. 飛行機に乗る上での準備

我が家は成田→(JAL)→ダラスで乗り継ぎ→(Aero Mexico)→モンテレイという旅程でした。

バシネット席の予約

成田からダラスまでは、バシネット(ベビーベッド)が設置できる席を予約しました。息子は寝たり起きたりの繰り返しでしたが、それでもベッドがあるととても楽でした。

ダラスからモンテレイまでの飛行機はバシネット席が無かったので普通の席を予約しました。1時間半ほどだったのと、疲れて家族全員、乗った瞬間から着陸まで爆睡していたので、バシネットがなくても過ごせました。

ベビーカーは?

機内にベビーカーは持ち込まず、抱っこ紐のみで搭乗しました。私がもともと荷物が多い状態で搭乗するのが嫌なので、ベビーカーを預けましたが、乗り継ぎの際に子どもを寝かしたりするのに、ベビーカーがあると良いこともあると思うので、ご家族や渡航の事情に合わせて決めていただくのがよいかなと思います。

持ち物

記憶が薄れていますが、ざっくりと、こんな感じだったと思います。

  • おむつ、おしりふき、おむつ袋

  • 着替え

  • 授乳ケープ

  • おもちゃ、絵本

  • 固形ミルク、空の哺乳瓶

  • お気に入りのタオル、毛布、おくるみ

基本的には普段のお出かけと変わらないような、でも数は多く持って行った気がします。母乳がメインで、離乳食もまだ始めていなかったので、食べ物系は少なくてすみました。この点では、生後4ヶ月は渡航にちょうどよい時期だった気がします(首は座っているけれど、まだ歩いてはいない、という体の成長の点でも、タイミングがよかったと思います)。

持ち物として盲点だったのが、防寒着。飛行機の中が寒いかもしれないと思い、もちろんある程度は持っていましたが、乗り継ぎのダラスが、飛行機の中より遥かに寒く、凍えそうなほど。家族で身を寄せ合ってなんとかしのぎました。季節にもよると思いますが、経由地の気候も調べて準備すべきだったと反省しました。

こんなサービスも

我が家は夫が一時帰国して、一緒に渡航しましたが、お母さまお一人の場合などは、JALファミリーサービスやANAのエアポートサポートを申し込んでおくと、空港での移動などをサポートいただけるので、良いと思います。

4. 我が家の渡航スケジュール

我が家の渡航スケジュールはこんな感じでした。 

  • まずは夫が単身で渡航 

  • 2ヶ月後|息子誕生(夫、一時帰国)

  • 生後2週間|夫、メキシコへ帰国

  • 生後4ヶ月|家族で渡航(夫、一時帰国)

息子が生まれてからの約4ヶ月のワンオペ期間は、実家に行ったり、我が家に親に泊まり込みで来てもらったりしました。

5. 旦那さんが先に渡航するなら、準備しておいてほしいこと

旦那さんが先にメキシコに行っているなら、ぜひ準備しておいて欲しいことを、勝手ながら書かせていただきます。

部屋を徹底的に掃除

土足文化なので、部屋が汚いです。日本のように靴を脱いで生活する場合は、隅々までお掃除を。やっとの思いで赤ちゃん連れでメキシコに来たのに、部屋が汚かったり、虫の死体が落ちていたりしたら、奥さまの疲れは倍増します。(寝具も洗っておいてくださいね!)

他のママさんから情報収集&買い物

おむつ、おしり拭きなど、適当に買ってしまうと、臭いがキツかったりして、メキシコに来たばかりの奥さまには、恐らく抵抗があります。ぜひ他のママさんから情報収集をして、海外に来たばかりの奥さまが抵抗なく使えるようなものを用意しておいてください。

水や食料、調味料などについても同様に、他のママさんから情報収集してから買っておくと良いと思います!特に牛乳やバター、鶏肉は、慎重に選ばないと、味やにおいの違いに、衝撃を受けると思います。

簡単に食べられるものを見つけておく

離乳食前ならお子さんのお食事の心配はいらないですが、メキシコに来たばかりの奥さまの食事はぜひケアを!時差ぼけもあり、船便も届いていなくて道具も少なく、どこに何が売ってるのかもわからず、そんな中自炊しようとすると、奥さまは、きっと倒れてしまいます。

かといって、いきなりローカル感のあるタコス屋さんに奥さまを連れて行くのは、おすすめできません(もちろん奥さまのタイプにもよりますが)。他のママさんから、女性が好きそうな、ちょっとおしゃれで清潔感があって、美味しいお店を聞いておくと良いと思います。

特に宅配などで簡単に食べることができ、かつ日本人でも抵抗なく食べられるようなご飯(モンテレイなら、まるちゃん弁当がおすすめ)を手配できるように、準備しておくと良いと思います!

6. まとめ

お子さまの年齢やご家族の状況、渡航先によっても違うと思いますが、生後4ヶ月の息子連れでモンテレイに来る際の、準備はこんな感じでした。

いつかどなたかのご参考になれば幸いです。

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