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たとえ小さな若葉であっても、土の下ではしっかり根を生やしているということ

テレビも電気も消して、ベランダにしゃがみ込んで月を眺める。虫の鳴き声が聞こえる。

静けさは、意図することでいつでもどこでも手に入るのかもしれない。もちろん、加減はあると思う。

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今日は月1回のセッション(受ける側)、CO-INQUIRY from awaiのペア対話、アート合宿で出会った友人とのランチがあった。振り返ってみると、しっかり、どっしり?対話を味わう日だった。

最近はLISTENを読んでいるからか、好奇心からの問いかけと聴くことに関心が向いている。たしかに、ひとつひとつの対話が深く感じる。

深い対話と肉汁たっぷりな小籠包で、五感と心が満たされる食事だった。少し前に、料理は美味しかったけれど対話が物足りない(私の好奇心が高められなかった)体験をした。そんな時間よりも、深い対話のできるお仲間との気軽なランチをしていたいと正直に感じた。

1日の対話を通じて、最近のテーマ『資本主義社会のなかで、わたしがわたしでありながら果実を得ていくには』が耕されたように思う。

入り口は環境の変化、住処のアップデートだと感じる。先日実家での時間を過ごしてからというものの、スペースの広さ、せいかつを噛みしめることを自分のいのちの根が求めている気がする。

ベランダでゆっくりできる、空が広い、スペースが感じられる、深い呼吸ができる。そんな場所に身を置きたい気持ちが湧いてきている。

案外、環境の変化から、資本主義とともにいるのか、それとも違った小路を進むのか、自ずとReadyになるのではないかと想像している。

ビジネスの時計、じぶんの時計、こころの時計。

実家のゼンマイ時計の心地良さは、私が大切にしたいペースや時の流れということを再度伝えてくれているのかもしれない。

2021/09/20 23:07

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