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【こばかなさんセッション】コーチングのプロにコーチングを学んだ

すっかり秋ですね、こんにちは。
8月末に、こばかなさん(@kobaka7)にコーチングを教わるセッションをしてもらいました。そこから1ヶ月弱も経ってしまっていた、、時の流れが超特急、、

バズりにバズり続けている、こばかなさんのnoteはこちら。

結論ファーストな方は、この次の『セッション前後の状態変化』を
読んでもらえれば概要は掴めます。


セッション前の自分の状態

知識レベルや状態は、コーチングを軽く勉強している程度でした。

・元々コーチングに興味があり、書籍で基礎知識は学んでいた
・無料トライアルでコーチングを受けた経験1回

コーチングスキルの重要性は感じていたものの、ビジネスとなると「正直料金は高いしなんだか胡散臭い」という心象でした。

また、書籍で学んだ知識をもとに、コーチングセッションを友人相手にしてみたものの、どうもうまくいかない。

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・コーチング受ける費用って何故どこもあんなに高いのか、、
・高いお金を払ってコーチングをお願いする理由がわからん
・自分でコーチングスキル身に着ければ良くないか?
・よく相談されるけどアドバイスしたくなるんだよな、、
・コーチングスキルって質問力?傾聴力?らしい

プロの経験則を聞き、そのスタイルを真似するのが性に合っていることもあり、こばかなさんにTwitterでご連絡しセッションが決まりました。


コーチングを学ぶセッションを受けて

私の場合コーチングを受けるセッションではなく、学ぶセッションでしたが、結論、コーチングにお金を払う意義があると思えました。

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セッション前の疑問に対する、自分なりの解釈はこうです。


・コーチング受ける費用って何故どこもあんなに高いのか、、
・高いお金を払ってコーチングをお願いする理由がわからん
・自分でコーチングスキル身に着ければ良くないか?

解釈
セルフコーチングには集中力やコミット力の観点で限界があり、
コーチを巻き込むことで解決が期待できる。
自分の思考の枠を越えられるコーチングは、お金を払う価値あり。


・よく相談されるけどアドバイスしたくなるんだよな、、

解釈
コーチングとは相手のなかに必ず解があると信じ切ることが絶対条件。
なので、自分が信じ切れる相手の方が気持ち的にも
コーチングの威力を提供しやすい。


・コーチングスキルって質問力?傾聴力?らしい

解釈
大枠はその通り。その上での自分の解釈はこうだ。
隠された選択肢を見つけインサイトを発掘するために、
可能性を広げる質問を投げかけること


なのでセルフコーチングしつつ、
時々コーチングセッションを受けるのが自分にはベストと感じました。


正直、面倒な質問するセッション相手だったと思いますがw、
全ての質問に丁寧にかつ持論を返してくれたこばかなさんには感謝です。
ありがとうございます。

ここからは学んだ内容についてなので、気になる方はどうぞ。


コーチングの大目的

理想を達成するためのプロセス、フローチャートのゲームである

・プロセスが止まる場合は情報不足が大半
・思考を変えて、何が必要かを知る
・いま足りていないことをクリアにするのがコーチングの役割

・理想状態を把握し、現状とのギャップを知る
・ネクストアクションを必ず決めるためにセッションする
 - ネクストアクション:必ず自分が出来ることであること
・コーチングの成果:行動しているか、行動が成果に繋がっているか


疑問1:ティーチングにならないためには?

相手のなかに答えがあるのが前提と信じ切る

・人は基本的に心のなかに答えを用意している
・そこに至るまでに文脈があり、直感で決める
・文脈がゴチャゴチャ絡まっているのがコーチング案件
・その経路を整理してあげる

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相手のなかに答えがあると信じ切るには?

・心の底から応援したくなる人にするのが良い
・相手に興味を持ち同じ方向を見る
・好奇心ベースで質問すると自分の意見を言わない
・自分のやり方が相手に合うとは限らない(ティーチングとの使い分け

ただし、コーチングも使いどころがある

・仕事に関してはコーチングが銀の弾丸ではない
・情報不足が原因で判断できないケースもある
・その場合は情報提供や、アイディア提供、指示出しが適切なことも


コーチとしてのマインド

・口が固いことが大事
・セッション冒頭で「口外しないことを」わざわざ、あえて伝える
・あなたはどうしたいのか?を探る
・話がそれたり外に向いていたら、本題を確認する
 - そのために冒頭で本題を確認しておく
コーチング学ぶとファシリテーションがうまくなる


疑問2:コーチングスキルとは?傾聴力とは?

語らせることが大事、1時間言語化し続けることが大事

・口にしている課題の裏に本当の課題があるケースが多い
・それを探るためにはまず、広げる、広く聞いてあげる

・まず意見しないのが大事
・コーチングは解決したい事象といった大目的があるので、
 感情に共感しすぎないことが大事


具体と抽象の繰り返し

・とにかく広げる質問、発散させる
・要約して抽象化してズレをはかる、また具体化
・議論の発散と収束と同じ
・単語をおうむ返しをすると、その話を勝手に広げてくれる
・相手の中に答えがあるので、それを探ることを信じ切る
・考えている仕草をしているときの沈黙は待つ

効果的な質問:未来に関する質問
・考えたことがない可能性が高いため効果的
・「このなかで一番〇〇なのはなんですか?」

真の目的が分かりやすくなる質問:あなたはどうなりたいのか?
・理想の先が描けるようになる


鉄則:二度続けて質問しない

・何かしらの返答を待つ
・思考停止にならないよう、段階を経た質問をする
・分からないと言われたら分からないを深堀りする
・二度質問すると、コーチ自身が迷っていることがバレてしまう

相手がかなり長考した場合
・何を考えていたのかをヒアリングし、適切な質問を探る
・質問が適切でない場合はクライアントからフィードバックくることも


セルフコーチングにおけるコツ

前提としてコーチングは1人で考えるよりも、2人でやった方が望ましい。
ただ、質問するスキルはセルフでも役立つ。

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① 5つ以上の選択肢をまず出すなど、ルールを決める

・コーチングで思考が深まるのは具体化するから
・一般的な思考は抽象度が高い
・深堀りをして自分で説明できるようになるように具体化


② いつまでに、という質問をして明確にするとアクション取りやすくなる

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③「選択肢が何もない」と思っても、まず自分を疑うのが良い
答えが出ないときは、違う答えを探して選択肢を削る

「何が食べたい?」の問いに対して、「何でもいい」と言いながら
「パスタはどう?」「パスタは嫌だ」と答えるのが良い例

どうしたらできるか?の問いは魔法の質問
・今、自分が何を分かっていないのかを書き出す


④ マインドマップを作ると良い
真の課題を特定がしやすくなる※このセッション直後に、こばかな先生がnoteをまとめてました


疑問3:思考しても答えが出ないケース

①答えが出ない理由が、思考の深さではなく、知識不足の場合もある
「何の情報が分かれば良いのか」の情報収集をネクストアクションに設定

②人が迷うときは複数の選択肢で実は悩んでいる(5割以上)

・悩む理由はデメリットが原因
・どちらのメリットも得られ、デメリットがない新たな選択肢を一緒に考える
・どうすれば~できるか?という質問が超絶おススメ

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③現状と過去を遡るWhyを使わない
・コーチングは未来を考える話
・途中段階で何でできなかったのかの質問は意味ない
・どうしたらいいかは外向きの質問なので不要


疑問4:コーチングを受けるメリット

前後に良い影響がある

セッション前:自己内省の機会となる
セッション後:思考の具体化の余韻が残る

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グローモデル:ファシリテーションのフレームワーク

考える際にはゴールを決めると思考が深まり答えが出る

根本原因の特定のために深堀りができる

・☓目標は? 〇理想は? という質問
・理想設定が一番大事

目標に対しての到達度合いをパーセンテージで表すのおススメ

・目標達成のために自分のリソースを洗い出し、広げておく
・これだけやればできるだろwのレベルまで発散、広げる
・『全部やったら目標達成できそうなイメージありますか?』

報告は相手に合わせて / どこかにアウトプットする約束をする

・責任と義務がないとサボりがち
・コーチ相手でなくてもツイートでもいいし、身の回りの人に報告でもよい
・セルフだとカレンダーに予定を入れるとか、ツイートするとか

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疑問5:セッション時と日常生活でスキルの使い分け

・セッション外ではコーチングを使わないようにしている
・さりげなくやるケースはある
・その人が変わりたいと思っていることが前提


疑問6:コーチングの経験を積むには

やればやるほど成長する

・2か月で50人に会った
・短期間で詰めて実施はしなくても良いがやればやるほど知見がたまる

・友達や同僚にランチ行きながらやらせてもらう
・クライアントが本気で変わりたいと思っている相手だと良い

セッションは15分~60分:広げるのを短縮すれば短くて済む
・最初は2時間くらいかかっちゃうことも
・相手が納得感持てるレベルのゴールを目標にやってみる
・悩み相談してほしい、くらいの温度感でまずは伝える

コーチ始めたてでは、とにかく意見をしないことが大事

・絞り込むときに意見をしない
・自身の知見といった情報提供はOK
・相手が出し切ったあとでのアイディアもあり
・他には?を考えるときは2人でブレストする
・視点を変える質問をする

ネクストアクション切るときの注意点

・出来なくても良いと伝える、出来たらやってみると良い
・PDCA回す前提でのネクストアクションを決める
・クライアントを謝らせないことが大切

カウンセリング案件とコーチング案件で接し方が変わる

メンタル案件の見分け方
・自分に原因がある、自己肯定感が低い、愛されていない場合
・傾聴すると分かる

・カウンセリング案件の場合、ネクストアクションを決めない
・言いたくないことは答えなくて良い、とする
・コーチング案件じゃないと分かった場合はそこでセッションを止める
・メンタル案件に起こりうる「答えは頭で分かっているが動けない」思い込みは取り払えない


こばかなさんはこんな方でした

最初にコンタクトを取って費用感や日程の調整をしたものの、
実際にセッションに至るまでに半年空いてしまいました。

「大丈夫です、だいたい皆さん似たようなケースが多いので。笑」

とのことでした。こばかなさんただのいい人だ・・・。


コーチングを始めたきっかけは、元々人の話を聞くのが好きで
1年前にコーチング勉強し始めたそう。
もっと前からコーチングに携わっていたと勝手にイメージしておりました。


いまではコーチングのプロとして活躍されるこばかなさんですら、
セルフコーチングは集中力がもたないそうですw

ペアでやると「ちゃんと考える」「コミットする強制力が生まれる」ので、
こばかなさん自身も月1くらいでコーチングを受けているらしい。

こばかなさんのセッションを受けたい方はこちらへ。


まずは自分で学ぶなら

セッション前はこの辺り読みました。初心者にもわかりやすい内容です。


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