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私がインドに来たわけ①

・私について
インドに住み始めて早3ヶ月が経ちました。現在は、平日は現地のNGOと格闘する傍、こちらに住む学生と一緒にソーシャルワークをしようと試みる週末NGOワーカーとして日々を送っています。

現在は真面目にオフィスワークをしたり、インド人学生とミーティングをしたりして働いているわけですが、将来はスタンドアップ・コメディアンになって人を笑顔にしながら、違いをアクセプトして認め合って生きていくことが人間には大切なんだよというメッセージを世界に発信していきたいと思っています。インド在住、NGOワーカー、コメディアンと若干クセ強めですが、考えていることはいたってシンプルで「穏やかに暮らしたい」ただそれだけなんです。

・なぜインド?
「穏やか」という言葉とはかけ離れた場所、インド。
実はわたしは格段インドが好きというわけではありません。本当であればインドではなく、南の島でスローライフをはじめる予定だったのです。しかし、運命とはいたずらなもので、大学時代狂うように魅了されたベンガル語が話されるインドのコルカタという都市で働くことになってしまいました。

補足ですが、私は極めてロマンチックな性格を持ち合わせていて
「いつか王子様が迎えに来てくれる」
そんなことをいつも心に生きているので、恋愛での失敗は派手にしがちなのです。

・運命のいたずら
さて、私をインドに呼び寄せた「運命のいたずら」とは何なのでしょうか。
感の良い方はお気づきだと思います。YES、失恋です。
失恋と一口に言っても、一度は人生をともにする覚悟を決めた人に
「やっぱりあなたとは生きていけません、手に負えません」と告げられてしまう、そう、婚約破棄をされてしまったのです。

ウェディングドレスはどうしようとか、どんな式にしようとか、引っ越し先はこんなところにしようとか....。ゼクシィもしっかり購入した矢先のことでした。SHOCKING!とはいえ涙もいつかは枯れるもので。

婚約破棄をして一番最初にしたことは、
インドへのチケット購入と海外旅行保険への加入。
(コンサバな私は恋愛以外でリスク最小化したい派なのです。)

過去にも恋愛で大失敗をしている私は知っているのです。
「失恋後の引きずり期間の長期化が自己肯定感をぶちこわす」すなわち、人生が狂ってしまうと。半年後、結婚後の予定がすべてぶち壊され、人生までぶち壊されてたまるかとやけくそになった私はこの事件をインシデントと呼び、ネタとして笑い飛ばすことに決めました。
(※婚約破棄レベルになると、正直引かれることが多く、一緒に笑いとばしてくれる人もなかなかいないのが現実。)

・飛んでみた
というわけで、インドに飛んでみたのです。もちろんビザもしっかり取得しました。私にとって約10回目のインド(コルカタ)渡航。
都市部から電車で4時間ほどの農村部に数ヶ月住み、活動や翻訳の仕事に明け暮れたおかげで、心は元気を取り戻しました。

つづく

これから、こんなこっぱずかしくもある人生のレッスン(失敗)を公に晒していくつもりなので、憂鬱な通勤時間や明日を迎えるのが怖い夜などに読んでいただきまして、「人生なんとかなるものだ」ですとか、「好きなことを追求しながら生きて何が悪い」ですとか、少しでもみなさんをポジティブな気持ちにできたらいいな〜と思っております。



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