たまにする無理は楽しい。

いつも22時には布団に入る私が、最近は24時ごろまで起きている。
最近、毎日が楽しくて仕方ないんだ。
自分が生きている感じがして、楽しくて仕方ないんだ。

これまでだいぶゆっくりとした生活をしてきた。
ロックダウンが3月末に始まってから、自分の受けられる範囲で受ける仕事をして、ハリーポッターにどハマりして毎日数時間読書をして...
なんて言う、「余裕」の塊の生活をしていた。

ところが、ここ最近は一日中仕事をしている。
もちろんハリーポッターも相変わらず1時間くらいは読んでいるが、
だいたいずっとパソコンに向かってタイプしたり、お話ししたり。

所属するNGOでクラウドファンディングを始めた。
自分がメインで運営しているわけではないけど、どうしたらもっとうまく運営できるかな、どうしたら事の重大さをわかってもらった上で応援してもらえるかな....。そんな事を考え、支援してもらった方には、精一杯のお礼をする。本当に、ありがたいと思っている。
だから、その気持ちが伝わるように。

お金が動くだけの活動ではなくて、しっかり相手の気持ちと私の気持ちが伝わるような活動をしたい。

そんな事を考えながら文章を作ったり、情報を集めたりしていると
あっっと言うまに時間が過ぎてしまって、一日24時間じゃ足りないな〜なんて思う。

この仕事がとんでもなく楽しい。
楽し過ぎて、睡眠時間を少しくらい削ったって、疲れているところのあと10分を頑張る事だってできるし、それもまた楽しいんだ。

活動の楽しさの新しい一面を知ってしまった。
NGOをしていて、助けるのは現地の人だけではない。
支援をしてくださっているかたがこの活動を知って、心を動かされる事だってある。

まだ、辞めなくてよかった。心からそう思った。少しだけ無理をして、少しだけ長く止まっていてよかった。
新しいこの場所での自分の生きがいが見つかったような気がした。

支援を受ける人たちが感じている感謝と、私たちの思いと、支援者の応援の気持ちが全部しっかりとお互いに通じ合えばいい。
心からそう思いながら、一つ一つ丁寧に言葉を紡いでいく。