見出し画像

かっこいい大人もいる

あと1週間足らずで帰国できる!と思って期待を膨らませていましたが、
その希望は一瞬にして、とても簡単に消えてしまいました。
みんな、自分の国に帰りたいんだよな。
同時に、ひとなんて考えることは所詮いっしょだなとなんだか肩の荷が降りたというか、なぜかホッとしてしまった自分がいました。


帰れるのか、帰れないのか...とドキドキ緊張した日々に私は疲れてしまったのでしょうね。だったら、家から出なくてもいきていけるなんとなく安心できるこの場にもう少しいて、テンションが落ち着いたら、帰れる時に帰ったらいいかなと思ってきました。

私はこの国で働き始めて、かっこいい大人にたくさん出会いました。
それはこの一年を通して痛感していたことですが、
今回の帰国の一件を通してさらに強く実感しました。

みんな大変、みんな帰りたい
このカオスな状況下で、何か困ったことがあったら言いなさい。と常に気にかけてださる方や、こんな大変な目に一生でもう逢うことはないのだから、せっかくだから楽しみましょう。とポジティブになれるように声をかけてくださる方。
とても小さな日本人コミュニティの中で人の暖かさには飢えることがないこの地にやっぱり来てよかったなと、この人たちに出会えてよかったなと思うわけです。

私が一生忘れないのはここで出会った人だけではありません。
家族と離れて、祖国を離れて、異国の人に囲まれて、そして異国の人をまとめあげて仕事をする。その仕事によって、私たちが日本で当たり前にできている暮らしが作り上げられている。
そんなことも忘れないでしょう。

インド人と仕事をするなんてネタしかないですよ〜
と笑いながら半ば困りながらたくさんの仕事の話を聞きました。
きっとものすごく大変なんでしょう。
でも、すごく楽しそうなんです。仕事もそうだし、いきている事が本当に楽しそう。

いつか私も後輩からみた「かっこいい大人」になれる時が来るのでしょうか。そんなことを考えるととしを取るのも案外悪くない、むしろワクワクすることのようにさえ思えてきます。

25歳まであと2ヶ月。

お花を飾って記事を書いたり、カフェでコーヒーを飲みながら記事を書いたり。良い文章が書けるようにぜひサポートお願いします♡