それでも続くロックダウン
インドでは2度目のロックダウン延長が先日発表されました。
ロックダウン生活も40日目を迎え、そろそろ本格的に自分と社会の繋がりが感じられなくなりつつあります。
私の住んでいる地域はレッド・ゾーンに指定され、ロックダウン初期よりもずっとずっと規制が厳しくなっています。
買い物であっても、マンションの敷地外に出ることは許されないし、
マンションのゲート前にはいくつもの警察が用意したバリケードがあるし、
マンション付近または中には24時間警察が監視をしています。
外国人としてインドで生きること
何が大変かって、いつ、どこで、どうやって自分の欲しいものを確保できるのか知るのにとても時間がかかること。
いつ肉屋がくるとか、どうやって注文したらいいとか、
新しい果物屋がデリバリーを始めるとか、
いろんなことを知るのにとてつもなく時間がかかるのです。
それはきっとこの社会における情報の多くが「口コミ」ベースだから。
近所づきあいも特にない私に情報が回ってくるのは、というか自ら目撃して知るのはだいぶ後になってからのこと。
日本にいて、当たり前のように必要な情報が入ってきて、サービスを利用できる環境がいかにありがたいことかを身を以て実感。
口コミといえば、オンラインに頼らずに人と人の繋がりがしっかりしていて
なんとなくよく聞こえるかもしれないし、それは事実だと思います。
警備のおじさんに家族は元気かとか、職場には行ってないのかとか
そんなたわいもないことを聞いてもらえてありがたいとも思ったり。
ただ、インドではこんな風にデマも光の速さで口コミで広まってしまうから
ロックダウン中に帰宅できなくなった出稼ぎ労働者が駅に押しかけてしまうなんていうことも起きてしまうんだろうな。
まだまだ帰国はできなさそうだけれど、
美味しいマンゴーも出てきたし、暑すぎない良い気候だし、
もう少しインド生活を楽しもうと思います。
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