見出し画像

誰でもできる仕事の、誰にもできないこと

僕はホテルにいる事が割と多いです。
コロナもあり仕事後の食事はホテルの部屋で食べます。

通じていなかった手紙

デパ地下で大好きな「カネカ食品のロケットもやし」(写真参照)を食べようとしたら洗面台を汚してしまいました。
もやしを漬けている水分が思いの外オイリーで
洗面台は洗っても少しベタつく感じ。
朝、出掛けに気付いたらユニットバスの奥の方にその水分が割と溢れてしまっていました。

あちゃーと思いながら迷いましたが
時間が無かったので
清掃されてる方に汚してしまった謝罪文と日々の感謝の言葉を書いて置いておきました。
その日ホテルに戻ると綺麗に清掃された部屋がいつもより綺麗な気がしました。

昨日、たまたま清掃されている時間にホテルに戻り清掃されている方に話しかけてみると
日本語が出来ない中国の方と
片言しか出来ない中国の方のコンビで清掃されていました。

「あの手紙伝わってなかったわ」

と、さっき気がつきました。
いつもより綺麗な気がしたのは気のせいでした笑

誰でもできる仕事の本質

今、社会のお仕事の中でも
「誰でも出来る」と考えられている仕事が
外国人の方に支えられて運営されてきています。

コンビニの店員さん
工場の流れ作業
ホテルの清掃
などなど
昨日の清掃の方のように「裏方」は
僕らの想像以上に加速している事でしょう。

少子化などの原因もありますが
先日、人事関連の方にお聞きしたところ
求職者は多いが、企業は人手不足
という現象が起きているそうです。

これは複雑な要素が混じっていると思いますが
僕は「誰でもできる仕事」のマインドセットにポイントがあるのではと考えています。

「誰でもできる仕事」は確かに存在しますが
「私じゃないとできない仕事」に変えることは可能です。

荷物の出荷作業
新聞配達
コピー
スケジュール調整
農作業
などなど

これらは何かというと「誰でもできる仕事」ではなくクリエィティビティを発揮する為の「お題」です。
これらの仕事を
「あなたほど楽しそうにしてる人いない」
「あなた程のクオリティは見たことない」
「あなたの気遣いがありがたい」
という価値を発揮する為の「お題」です。
以前書き込んだ守破離ですね。

クリエィティビティ養成ギブス

個人的にはこの「お題」をクリアした人こそ
「誰にもできない仕事」を任されると考えています。

そう考えると
日本国内の数多くの「お題」は
今、どんどん外国の方ばかりに出題されています。
それによるクリエィティビティの鍛錬にブレーキが掛かることを考えると仕事を提供する現場のイノベーションには
仕事上の上司に変わるコーチの必要性を感じます。
仕事を業務的に指示管理するだけではなく
ゲーム化しヒントを与え、自らの創造性を発揮させる様な存在。

「誰でもできる仕事はしたくない」

という言葉をたまーに耳にします
しかしこれは私は創造性がありませんと同義語に聞こえます。

「誰でもできる仕事を誰にもできない仕事に」
「誰でもできる仕事を200%のクオリティに」
「メールやLINEの返信を101%に」

今一度原点に帰ろうと考えています。

この記事が参加している募集

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?