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合理性ではなく存在性に依る

京都30プロジェクトで閃いたビジネスサイクル図を共有します。
これはペライチで
●企業として成し遂げたい事
●自分自身が成し遂げたい事
●そのためのファーストステップを説明する
という問いに対して出てきたスケッチです。

アマゾンへのオマージュ(パクり?)

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実はこれはAmazonの創業者ジェフ・ベゾスが
レストランの紙ナプキンに描いたとされるアマゾンのビジネスサイクル図がインスピレーションになっています。
Amazonは競合とはかけ離れた成長を続ける企業です。
EC通販の場合、着目しがちな「使いやすいWeb、インターフェイス」にフォーカスしがちですが、Amazonは物流プロセスのイノベーションに全てを掛け創業以来、株主への配当<インフラ投資に全ての利益を投入。
株主配当をせずに膨大な資金を投資に回し赤字決済を繰り返してきました。
まさに「兵站を制するものが世界を制す」ローマ帝国をなぞらえているのです。
ベゾスのこの図は低価格を生み出す仕組みや連鎖的に拡がる際限ない品ぞろえによって
「驚くべき顧客体験」の提供により企業の成長
そしてそれ自体が無限なサイクルとして回り続けるビジネスのシークレットとして、また企業の設計図としてレイヤーの奥底に備えられた一枚の図です。
僕は京都30の問いよりも遥か前から苦悩していました。
頭の中に浮かんだビジネスモデル構造、イメージを如何にしたら伝えることができるのか?

それがベゾスのこの図によって書き出す事ができました。
更に京都30という
多様でその道のプロの集まりという素晴らしいプレッシャーと
限られた期限という絶好の重圧感により
全集中することが引き金となりました。

この場では具体的説明は割愛しますが
Amazonと大きく違う点は
ベゾスは経済的合理性を由来としていますが
僕のは相対関係的存在性を軸としました。
相対関係的存在性などという言葉がこの世にあるかは分かりませんが
人間の自然な成長を基軸としていると言い換えても良いでしょう。

二元論にもっていかれないようにするには自然由来が鍵


経済的合理性では二元論が発生しますが
(例えばサプライヤーからアイデアをパクり安価で自社のリソースに取り込むなど)
相対関係的存在性では発生しにくくなります。
(ここは話が長くなる)
わたしという存在は確かにありながらも
その証明は相対関係でしか論じることが出来ない。
「我思う故に我あり」ということでしょう。
話し出すと長くなるのでやめときますが
この図の1番気に入っている部分は
俯瞰してみた時に太陽系、銀河系に似ているという点。
そして企業としての存在価値は
圧倒的シェアや孤高の存在を目指すのではなく
相対関係としての「質量中心」であるか?否か?
にあるという点です。
太陽系の中心は太陽だと考えられてきましたが
実は太陽自体も中心ではない。
→木星の強大な重力により若干中心点からずれている
つまり
太陽の様な大きく、情熱にあふれた様な存在(個性)が注目されがちですが実は関係性における質量中心によってその立ち位置が決定される。
つまり立ち位置は自ら進んでなるものではなく、相関関係によって
なるべくしてなる(必然であり偶然)。
という事なのです。
→実はこれはチームにおけるリーダー像、メンバーシップとも符号します。

つまり企業としての立ち位置自体が相対の持つ個性により中心にもなり、ズレもする。
という自然の生業に準じている点です。
そしてその関係性自体も相対を活かすことで自社も活き
また成長することが幸せの実感となり無限ループする。
(相手のお役に立つ手段が増える事が幸福度を増やす)

これからのビジネスモデルとは



様々なサイクルやビジネスモデルはこれから
経済的合理性を基軸とせず(しかし循環活動される事が肝)発想するフェーズがきているのではないか?
そして
その価値基準は個人も企業にとっても「幸福度」にある。
とか考えたりするわけです。
詳しくはメッセージ頂ければ説明いたしますね。
昨日とは違う、厨二病な1日を‼︎

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