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20代は資産の種銭を作る期間

こんにちは。
Me-Timeというひとり時間を紹介するメディアを運営しておりますりひとと申します。noteでは人生のテーマである「日本人のマネーリテラシーを上げる」を叶えるために、お金に関する話を書いていきたいと思います。

今回は「20代は資産の種銭を作りましょう」というテーマで書いていきたいと思います。

20代の過ごし方が人生を決める

『人生は20代で決まる』という本があるように、20代は長い人生において方向性が決まる非常に重要な時期になります。それはお金のことにも当てはまりまして、20代でのお金の使い方や考え方はその後の人生にそのまま影響を与えます。

例えば、

・20代で貯金ができていない人は30代も40代もできていない。
・20代で家計簿をつけていない人は30代も40代も家計簿をつけていない。
・20代でお金の勉強をしていない人は30代も40代もお金の勉強をしていない。

人間は習慣で生きていく生き物なので、20代でこびりついた習慣を取り除くのは非常に困難なので20代での習慣は変わらずそのままの人が多いです。

確かに例外的に

・子どもができた
・結婚をした
・お金の勉強に出会った

など人生が変わる大きなきっかけがあれば習慣は変わります。僕も大学生のときにベストセラーである「金持ち父さん貧乏父さん」を読んでからお金に働いてもらうことがが重要だということに気づき、20歳から投資をスタートしました。

ただほとんどの人は、20代で生きたまま30代40代を過ごします。そんなに人生は簡単に変わりません。

じゃあ20代の人はそのままでいいのか?というとそんなわけないです。明日から行動が変わればいいだけなので、いま20代の人はどのように過ごしていくとよいかについて書いていきます。

20代は種銭作り

20代は資産形成の種銭作りに注力しましょう。

種銭作りとは具体的に言いますと、

  1. 収入を上げること

  2. 支出を抑えること

  3. 投資を始めること

この三つになります。

20代で年収を上げる

まず、20代は収入を上げることに専念しましょう。なぜなら、20代でどれくらい年収を上げられるかによって30代以降の労働市場での年収が決まるからです。

転職するときには必ず現職での年収を表記することになります。そこから年収がアップするのか、または維持するのか、または下がるのか、というのは20代で築き上げたキャリアやスキルによって決定します。ただ交渉のスタートラインは現職での年収です。つまり年収500万円の人は給料の交渉が500万円がベースになりますし、年収800万円の人は800万円が参考材料になります。

年収500万円の人がいきなり年収800万円と提示しても、それなりの根拠や専門性がなければ却下されるでしょう。つまり、今の環境で年収を上げることが労働市場の交渉土台を作るということです。

そういう点では、私も労働市場で考えると年収は低い状態にあるので、年収を上げるために今の仕事で成果を上げることに注力しています。今の仕事でなかなか年収が上がらないよという人は、年収が上げられそうな環境に転じるとよいかと思います。20代の年収が将来の年収を決めます。

20代でミニマムライフコストを理解する

次に、20代で支出をコントロールできるようになりましょう。なぜなら、のお金の使い方は30代以降のお金の使い方になるからです。

先ほど書いたように人は習慣で生きる生き物なので、20代の習慣は30代の習慣になります。つまり、20代で貯金ができない人は30代でも貯金ができません。いま貯金ができない人はそのままだと一生貯金ができないんです。

中には今よりも収入が上がったら貯金ができるようになるという考えを持つ人もいますが、人間そんなに上手にできていません。

パーキンソンの法則というものがあり、人は時間やお金をある分だけ使ってしまうという性質があります。普通に過ごして貯金ができないのはあなたの怠惰ではなく人間の性質なのです。じゃあ仕方がないかと諦めていたらダメです。

支出のコントロールをするために、あなたのミニマムライフコストを明確にしましょう。ミニマムライフコストとは、あなたが生きていくために必要な最低限のお金です。あなたはいくらあれば生きていけますか?を明確にするんです。

僕のミニマムライフコストは20万円です。最低限生活にするために20万円が必要です。それ以上でもそれ以下でもありません。月20万円があれば生きていけます。

ミニマムライフコストが明らかになるとどうなるかというと、それ以上のお金は投資に回すことができるようになります。手取りが25万円になれば5万円は投資に回せますし、30万円になれば10万円を投資に回すことができるようになります。

一方でミニマムライフコストが理解できていないと、手取りが20万円の時は支出が20万円になりますし、手取りが25万円になったら支出も25万円になります。つまり収入の増加と同時に支出も増加するんです。

なので一生貯金ができるようにはなりません。自分のミニマムライフコストを理解して生きるために必要なお金を把握しましょう。

20代で投資を始める

20代の皆さんは投資を始めましょう。なぜなら、お金が貯まってから投資をスタートするというのは非常にもったいないからです。

投資をやろうと思っている人の中には、十分な金が貯まってから投資をやろうという人がいます。もちろん、生活が立ち行かなくなるくらいしか貯金がない人は、まずは生活防衛費を貯める必要がありますが、ある程度貯金がある人は投資をスタートすることが大事です。

投資の世界では複利の効果という時間を味方にする方法があります。複利とは、投資で増えた部分がさらに投資で増えていくことを指し、投資を継続する時間が長ければ長いほど力を発揮していくものになります。

つまり25歳から5年間投資を継続している人と30歳から投資をスタートする人では5年間の複利の力の違いがあります。また、5年間の投資経験の差もあります。少額からでもいいので投資に慣れるという点で、20代から投資をスタートしておきましょう。

20代は人生の土台作り

というわけでここまで、20代は種銭作りをしようという話を書いてきました。まとめると、

①20代は収入を上げることにこだわる
⓶20代は最低限の支出を理解する
③20代は投資を少額からでも始める

ということでした。いかがだったでしょうか。私もまだ25歳の若者ですが、20代の皆さんにお伝えしたいことは、20代を無駄にした人は30歳以降も無駄にするということです。色々な年代の人とお話をしていますが、変わらない人はいつまでも変わらないですし、行動をする人は大学生の方でも人生を動かしています。

20代は人生の方向性を決める大きな分岐点になります。何も考えずに20代を生きた人と今何をすべきか意識して行動した20代とどちらが豊かに生きられるでしょうか。答えは明らかです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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