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【深圳取材の舞台裏】ホテルでサービスロボットを体験!デリバリーを頼んでみた

皆さん、こんにちは、JapanStep(ジャパンステップ)です。いつもMetaStep(メタステップ)をお読み頂き、ありがとうございます。

今秋開設予定の新メディア『RoboStep(ロボステップ)』編集部は、9月中旬に取材で中国・深圳(シンセン)を訪問してきました。

深圳は、中国の経済特区で「中国のシリコンバレー」とも称される場所。テンセントやDJIなど、世界に名だたる企業の本社があるだけでなく、多くのスタートアップ企業も存在しています。

一番左にあるビルが深圳で最も高いタワー。金融系企業の本社が入っているそう。どこにいっても高層ビルが立ち並んでいて勢いを感じます

今回は「RoboStep」や2025年1月に特別号として刊行する「RoboStep Magazine」の取材で現地のロボット関連企業などを取材。その模様は、RoboStepなどのメディアで掲載予定なのでお楽しみください。

今回のnoteでは現地で編集スタッフが体感したエピソードをご紹介します。以前の記事で、ホテル内にサービスロボットが活躍していることは掲載しましたが(未読の方は是非下記記事もご覧ください)、今回は実際にホテルの部屋からデリバリーサービスを頼んでみた様子をお届けしたいと思います。

こちらが今回宿泊したホテルのフロント。チェーン系ホテルとのことですが、とてもキレイで(失礼ながら)これだけで以前訪れたときの中国とだいぶ印象が変わりました

まず注文は、日本の出前館やウーバーイーツ同様、アプリで注文をします。

コーヒーから日用品、飲茶まであらゆるものがデリバリーできます(日本より選択肢は相当多い)
最近勢いのあるという「Luckin Coffee(ラッキンコ―ヒー)」でアイスアメリカンコーヒーを注文。ちなみに「美式=アメリカン」の意味です!
注文が終わると現在の配達位置が表示されます。これはタクシー配車アプリやウーバーイーツなどとも同じですね

ホテルの部屋へのデリバリーも、宿泊者が日常当たり前にように使われているそうです。ホテルのロビーには2台のサービスロボットが常に待機し、ひっきりなしにデリバリー商品を部屋に運搬しています。

充電スポットで常にエネルギーを充電し、2台のロボットが待機しています。が!特に夜の時間帯はひっきりなしに配達に出ていて不在のことが多かったです

ホテルの入り口に到着したデリバリー担当者は、所定の場所に所定の場所にデリバリーした商品を置き配します。

こちらが商品の置き場(フロント裏のエリアにありました)ロボットに入れ込むまでの順番待ちでもありますし、外出先にいる方はこの場所にデリバリーを指定するケースもあるようです

特に夕方から夜にかけては、デリバリーしている人が多く、ロボットに入れるのも順番待ちになっているようです。

今回、ホテルスタッフの方に許可を頂き、私が頼んだアイスコーヒーが運ばれるまでのシーンも撮影させて頂きました。

まず、ホテルの方のみがアクセスできる画面から、届け先の部屋番号を入力します
するとロボットの扉が開き、ここに商品を入れます
商品を入れ込むと、エレベーターに乗り込み部屋に向かいます

サービスロボットは、ホテルのエレベータ―システムとも連携していて、3台あるエレベーターのうち最短で部屋まで行けるエレベーターを選択。目の前で待機し、自動的に指定の階のボタンが押されます。

商品が部屋に到着すると、ホテルの部屋の電話が鳴ります。電話を取ると、自動音声で「商品が部屋の前に届きました」という連絡がされます。

ドキドキでドアを開けてみると・・・
そこには先ほどのロボットが! 日本ではあまり経験できない体験に素直に嬉しいし、ロボットが愛らしく見えます
商品を受け取ると、「受け取り」のボタンとアンケートに答え、デリバリーが終了です
無事にアイスコーヒーが届きました! コーヒーもとても美味しかった

すでに日本よりも進んでいる、ホテルでのサービスロボットの活用。現地の方に「なぜ日本ではあまり普及していないのか」理由を聞いてみると、エレベーターとのシステム連携でハードルがまだ高いのだそう。具体的には多くのメーカーがあり対応に費用がかかることや、テナントや管理会社との手続きの複雑化など、乗り越えるべき壁が多いんだそう。

体感してみると本当に便利ですし、いずれ日本にも導入の流れが広がっていくのではないかと感じました。

(おまけ)
出張後に「中国のホテルはキレイでしたか?」と聞かれることが多かったので、宿泊したホテル「全季酒店」の写真を掲載します。

今回宿泊したのは日本円で1泊およそ1万円のホテル(全季酒店)でしたが、とてもキレイで快適でした!

今日もお読み頂きありがとうございました。スキやフォローを頂けると、更新を頑張れますので、是非よろしくお願いいたします。

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ではまた次の記事でお会いしましょう。

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