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音楽理論を作曲に活かすための3つの大切なこと

最近noteに書くネタをちょいちょい考えてて、せっかく作曲家だからたまにはお役立ち情報でも書こうかと思ってます。めたです。

さて今日はみんな大好き(?)な音楽理論の話です。僕的に、音楽をやる人間なら可能な限り抑えておいた方がいいのが音楽理論だと思っています。(あえてやらないというならそれはそれでいいと思いますが)

でも、いざやってみると「音楽理論って難しい」と思う人も相当数いると思います。かつての僕もそうでした。ある程度慣れた今でも「あっこれちょっと難しいな」って思うことはあるっちゃあります。考え方がわかっちゃえば意外と理解が早かったりもする話なんですけどね。慣れというか。

そこで今日は、作曲・音楽理論学習歴10年超えになる僕が思う「音楽理論を学んで作曲に活かす」ときに気を付けるべき大切なポイントを3つ紹介したいと思います。

あ、僕がどんな人なのか気になった人はこちらのサイト見てね↓
https://metanoeo21302.jimdofree.com/プロフィール/


1. ネットの情報を鵜呑みにしない

あたり前○のクラッカー(ネタが古い)
SNS、YouTubeはじめとするインターネットで音楽理論を語る人は星の数ほどいます。しかし僕が見る限りでは、説明が不足していたり根本的に知識が間違っているというパターンも少なくありません

また、それが正しい情報だったとしても、断片的に知ることによって知識の横のつながりがなくなり、応用が効かなくなったり、理論そのものの理解が疎かになることも考えられます。

それがたとえ「有名人の言ってること」であっても鵜呑みにしないようにしましょう。素晴らしい作曲家や著名人が”いい先生である”とは限りません。教えるスキルと作るスキルは別のスキルです。

大切なのは「情報は正しいか」「しっかりとした体系になっているか」です。

僕のオススメは「信頼できる先生に師事すること」「信頼性のある音楽理論の本を借りたり買ったりして読むこと」です。
まあ、本とかも案外「ええ……」ってこと書いてる本もあるので、いずれにせよしっかり調べましょう。自分のリテラシー能力を上げる訓練にもなりますしね。

2. 学んだことを絶対に実践する

打ち込みでも楽譜を書くのでも弾くのでも分析でもなんでもいいです。とにかく実践と理論を結びつけましょう。これが出来てない人、意外と多いと思います。

これが出来ていない状態というのは、『料理スキルをあげたい人がクック●ッドとかで美味しい料理のレシピを検索して作らないで満足する』状態に等しいです。それでは料理の腕は上がりません。

レシピを調べたら作る。火加減とか煮込む時間とかを考えて、ダメだったところを改善する……そういう繰り返しができる人が最終的に上手くなります。
「すぐできる」とか「猿でもわかる」とかに騙されないこと。

3. 学びを止めない

止まるんじゃねえぞ……というのはさておき。ここまでで、「情報の正確性」「体系的に学ぶ」「実践を繰り返す」ことが大切だと言ってきました。そしたら、あとはこれしかありません。その全てを途切れさせない、ということです。

おおげさかもですが、あなたが音楽をやめるその瞬間まで絶対に途切れさせてはいけません。情報は古くなりますし、新しいものが出てきたらそれだけ考え方も変わります。そういうものに常にアンテナを張って、自分をアップデートし続けましょう。僕もそうできるように気をつけています。

まとめ:賢く学んで、賢く実践して、音楽を楽しむ

さて、きっとここまで読んだみなさんの中にはこういうことを思う人もいるはずです。

・いや、そうは言っても本は高い。レッスン代も出せない。
・調べろっていってもどう調べろと。正しいかどうかなんてわからない。

わかります。僕も学生時代(特に高校時代)そう思っていました。

そこで僕は、地元の図書館や学校の図書館をフル活用しました。
なんせ、カードを作れば本が借りれます。そんな便利なことあるかって感じなくらい便利です。
音楽理論関係の本も探すと意外とあったりします。あとは借りてきた本の内容を徹底的にノートに書き写して、見返せばいいのです。僕はそうしました。
将来的にお金ができた時に、本を買って照らし合わせたらさらに知識も補強できますしね。

図書館に置いてある理論関係の本って、音楽大学の授業で使われていたりと学術の方面に比較的近い部類の本も沢山あります。そうであれば、「情報の正確性」という点も比較的あっさりクリアできます。

(もちろん古い本だったりするので、最新の研究はそれはそれで追っとくに越したことはないです)

自分の状況に合わせて「賢く学んで、賢く実践して、音楽を楽しむ」のが、理論の学びを継続するコツだと個人的に思います。

みんなも楽しんでね。以上、めたでした。

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