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先輩には憧れても仕方がない。差を知り、良い部分を真似ることが重要だ【280/300】

気付くと1月ももうすぐ終わりますね。はこの亀谷です。

今日は「先輩には憧れても仕方がない。差を知り、良い部分を真似ることが重要だ」というテーマで1本書いておきます。

有名人や先輩を見て、凄いなぁと憧れることはありませんか?

憧れること自体は悪くないんですが、憧れているだけでは、その差が縮まりません。

今日はそんな先輩への憧れに関して自分の考えをまとめておきます。


先輩には憧れても仕方がない。そうなりたいと思うのであればそうなろう。

私は基本的に先輩に憧れることはありません。憧れているだけでは差が縮まらず、良いことが何もないからです。

私は今のネット広告業界には、堀江さんや藤田さん、南波さんなどの背中を見て入りました。

ネットバブル全盛期で、今ならワンチャンあの人たちに追いつけるのではないかと思い、業界入りしています。

現状、彼らにもリアルで会ったことがあるくらいのところまでは来ましたが、未だにまだまだ実力的にあの人たちの記憶に残してもらえるレベルにはありません。

結局価値がないから彼らの記憶に残らないわけで、そういう意味でも、あの人たちと自分とでは何が違うのだろうか、どうすればそこに近づけるのだろうかとその差を日々考えています。

もちろん同じ時代の同じ場所にいなかったので、彼らと全く同じ目線になることはないのですが、その差を考え、埋める努力をしていれば、あるタイミングでは自分の持つ価値が彼らにとって価値を持つ可能性はあるんだろうなぁと思っています。

そもそも人生は、

みんな同じ時間を生きている。

という大前提を考えると、先行者との差が埋まりにくくできています。

そこを理解した上で、憧れるだけではなく、自分と諸先輩方との差はどこにあり、何を埋めていくべきなのかを常に考えていかないといけません。

現在のスキル・経験と投資できる時間の差を見極める

先輩に憧れる場合は、先輩の何が凄いと思っているのかを理解し、その良いところを自分のものにするために、どれだけ時間を投資しすれば良いのかを考えなくてはなりません。

私の実例でいきますと、私の元上司として売れるネット広告社の加藤公一レオさんがいます。

私と加藤さんとの出会いは、私が25、26歳からの付き合いなので、もうそろそろ20年経とうとしています。

昔から加藤さんの仕事に対しての熱量は凄く、自分が出来ると思ったことは一切譲らない。細かい部分も一切妥協しない姿勢は、ある意味学ぶべきものがあるなぁと思いつつ、この人を抜くにはどうすれば良いのだろう?と思いながら一緒に働いていました。

ちなみに加藤さんと私の年齢差は5歳です。

つまり、人生でいくと加藤さんは5年間、私よりも多くの時間を仕事に投じていて、この先もこの差は絶対に埋まりません。

だから、無理に同じタイミングで抜く必要はなく、考え方としては、加藤さんから遅れて5年以内に同じことが出来ていれば対等以上であるはずと考えて仕事をしていました。

手っ取り早く仕事を盗むには一緒に働くのが一番です。

一緒に働き、加藤さんの良い部分を見極め、パクって、あとは一緒に働いていても追いつくことも抜くことも出来ないので、5年以内にはそれ以上になろうと、今は自分の会社で自分の良いと考える方向に向かって仕事をしています。

先輩たちをスリップストリームのように使おう!

ここまで書きながら、あぁ、こういう感じかぁと思ったので、最後にイメージをまとめておきます。

先輩の上手な使い方は、おそらくスリップストリームのようにつかうことです。

スリップストリームとは、よくレース競技で使われる走行の手法で、前方を走る車の真後ろにつくことで、前の車の気流を利用して空気抵抗を抑えて、より少ない力で高速走行できることを指します。

仕事における先輩との関係も似たようなものです。

先行して高速走行する先輩を見つけたら、まずはピタリを真後ろにつきましょう。そして良い意味で同じスピードまで引き上げてもらい、抜けるようであれば抜いていくしかありません。

ポイントは抜いてスリップストリームから抜けると、空気抵抗が元に戻れば、すぐに抜き返されてしまいます。

まぁ、それはそれで仕方がないので、また実力が足りないと思えば、次の誰かを探して後ろについてみるのも良いでしょう。

1年を1周だと考えると、5年差があれば先輩は5周先を走っています。

つまりは5周走る間に、その差を埋めていればよいわけです。

5周の間にルール変更が起きたり、何かが変わって、若さによるインセンティブも生まれてくるかもしれません。

そこは運もありますので、まずは全力で人生レースを走れる状態にしておくことが重要ですね。

先輩には憧れるのではなく、良い先輩として学ぶべきところを学んで、自分が成長するしかありません。

もし憧れる先輩や、ビジネスマンがいるのであれば、是非、何に対してそう思っているのかを分析して、そこをどう自分のものに出来るのかを考えてみてください。

それでは、皆様、良い週末を!

現在、母とのコラボ企画を行わせていただいております。サポートいただいたものに関しましては、全て実家の母の創作支援費用として利用させていただこうと思っております。何かお礼できることがあれば考えますので、お気軽にご相談ください。いつもありがとうございます! かめ