平手友梨奈。脱退。
欅坂46のメンバーとして活動してまいりました織田奈那、鈴本美愉はこの発表をもちましてグループを卒業、平手友梨奈はグループを脱退致します。
在籍中はたくさんの応援をいただきありがとうございました。
また、佐藤詩織は本人からの申し出により活動を一時休止致します。活動再開の目途が立ちましたら改めてご案内致します。
Seed & Flower合同会社
昨年の秋に、欅坂46が新曲を出せなかった段階で、欅坂46の崩壊は多くのファンは分かっていたと思う。欅坂46は平成世紀末を駆け抜けたグループだ、と僕は書いた。令和のはじめとともに自爆したのだ。切なさは、欅坂46の曲を聞いてきた者としては、そのまま受け止めなければならない。
卒業と脱退の意味は分からない。卒業の方が、年齢や、周りの環境に押し流されて出ていくような気がするが、脱退の方が個人の意思が明確な感じがする。「私の居場所はもうここではない!」という明確な意思表示を感じる。もしかしたら、この表記は、平手の意向かも知れない。
残された人たちが、次は、どう判断するかだ。頼り切っていた平手がいなくなる。その時に、どう行動するかが、自分たちの欅坂46の経験が問われるのだと思う。大変だが、キャプテン、頑張って欲しい。キャプテン菅井は、欅坂46の経験で、平手の次に成長した人だと思う。
さあ、しばらくは平手は充電期間だろう、そのまま消えてしまうかも知れない。15歳の時に「20歳の頃は何になってる?」と聞かれて「結婚でもしてんじゃないですか」と答えた平手。消えてしまう可能性もあるが、その可能性よりも、もういちだん、スケールのでかいアーティストになって、再登場する確率の方が高い。そう信じる。信じつつ、待ち続けることにしよう。
東京ドーム、そして、紅白の平手の笑みの意味に期待したい。
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欅坂46と平手友梨奈についての論考です。
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