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我が家の夕食 豚キムチ定食

ある有力週刊誌がストップすると言う話を聞いた。日本の雑誌は、戦後高度成長の時代にスピードをあげた。マンガで言えば、私が小学校3年生までは、月刊誌だった。3年生の時に少年サンデーとマガジンと言う週刊マンガ誌が出て、私の生活は一変した。毎週の発売が楽しみになり、生活の意識にスピード感がついた。
その中から歴史に残るマンガ作品が生まれた。作る方のスピード感は、大変な作業だったと思う。このスピード感は、情報化社会に向かうものだった。そのスピード感に合わせて、取次書店の流通網が出来た。

週刊新潮の創刊に関与したのは小谷正一さんである。TBSの前にあった小谷さんのデスクKには、谷内六郎の週刊新潮のポスターが作られ、週刊新潮は明日発売でーす、というジングルが作られた。小谷さんは、高度成長から情報化社会に向かっていた時代の、あらゆるメディアの中心にいた。デジタルで挫折したが、彼のことを知る人はもう少ないだろう。

ストップすると聞いたのは、週刊新潮ではない^_^。

ぴあ、と言う情報誌は、ロッキングオンと同じ時期に創刊した。映画や演劇の情報を集め若者に提供した。情報化時代を先取りする、イベントの時刻表みたいな雑誌だった。先取りしたから売れたが、本物の情報化社会が現れたら、役目がなくなった。

情報のスピードを追う紙雑誌は、インターネットの登場で役割を終えた。そして、イコールは、情報の本質を追うメディアでありたいと思う。

本日は、メディアのことをよく知る二人の仲間と情報交換。一人の人とは、ぴあの矢内さんの名前が、出て、もうひとりからは、ぴあの黒川さんの名前が出た。
懐かしいので、橘川がよろしくと伝えてくれ、と言った。

さて、いろいろ作業こなして、夕食は、豚のキムチ炒め。エゴマとレタスに包んで食べる。昨晩のとうもろこしご飯を俵のおにぎりに。ゆで卵を韓国風に。お吸い物。

食後にオコちゃんと打ち合わせ。

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