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『イコール』編集長の一週間の日記●2024年3月10日から16日


3月10日(日)

 パソコンはエレキギターである。AIはシンセサイザーである。なるべきはアーティストでも評論家でもなく、時代のミュージジャンである。

 夕飯は中華。春巻きがメイン。炒飯。タラの中華蒸し。コーンスープ。デザートは我が家で、二回目に作った月餅。だいぶ形がまとまってきた。我が家、初めての工芸茶は、花がうまく開かなかった。横浜中華街で一個100円のを買ってきた。  

自家製月餅き2ど2度目

 夕飯後、塾生集めて、今後の進め方を説明。原稿がどさっと入稿されたので、読んでタイトル、リード、見出しつけて、素材をチェック

3月11日(月)


 どうもテンション高くて、やりたいことがバカバカ浮かんでくる。冷却が必要だ^^。やはりどう考えても情報化社会のキラーコンテンツはリアルで、生だよな。生々しい時代を作ろう^^。

 夕食は、きりたんぽ鍋。

3月12日(火)

 本は読むより書いた方が面白い。本は買うより売る方が面白い(笑)。という人生なんだよ、私は。私の人生に若いのを巻き込みたい^_^。
先日あるところで初対面の人に、何をされている方なんですか? と言われたので、いやあ若い連中に遊んでもらっています、と言ったら、褒められた(笑)。

 ランチは、昨晩のきりたんぽ鍋をツユにして、稲庭うどん。鍋の翌日ランチは、うまい。セリの根の天ぷらもうまい。

3月13日(水)

 今日は久しぶりに池袋の島根歯科へ。島根さん、体は痩せてしまったが、声も気力も元気で嬉しい。池袋も高層ビルが増えたな。帰国していたドレミングの高崎義一くんも合流して、帰りに喫茶店でおしゃべり。静岡で五條堀先生と会ったようだ。

 イコール創刊号で、平野とレウォンくんと高崎くんでページを作る。高崎くんの活動は、今後もイコールでまとめていきたい。

 夕飯は、サワラのムニエル。ピラフ。コーンポタージュスープ。サラダ。

 イコールの原稿基本締め切りが15日なので、続々と力作が集まってくる。みんな、すげえ。

 いつの時代にも時代の風があり、最先端では時代の風が新しい方法論を教えてくれる。しかし、時代は変わる。時代が変わっても、同じ方法論に固執したら、無様で、陳腐な時代遅れになる。誰よりも早く時代の最先端に到達して、誰よりも早く時代の風から離脱しなければならない。そして、ゼロになって、新しい風に身をゆだねる。時代の風って、自分の内側に吹くものだよ。

3月14日(木)

 話す時は、相手の目を見て話す。書く時は、時代の目を見て書く。

 今日は午前中に永田町。鈴木さんとのランチミーティング。ばったり原くんにも会った。神保町に行って久恒さんと編集会議。

 神保町passage3号店の深呼吸書店の在庫に、オリジナル絵葉書を挟み込みました。神保町交差点のあたりです。近くに行ったら寄ってください。奥の方です。久恒さんの本もセットしました。

 神保町の夏目書房ボヘミアンギルドで、1978年の雑誌メディテーションを買う。小谷正一さんの紹介で、横尾忠則さんが、はじめて山手国弘さんと対談した記事がのってる。1978年は、私が小谷さんに会った頃だな。そして、小谷さん以外の人の紹介で山手さんに会ったのは1981年。何か因縁を感じる。当時の頃、イコールでいろいろまとめてみよう。

 そのあと、吉祥寺で佐藤大くんの会食。あずさとも久しぶり。元気そうで何より。さて、『イコール』があると、いろんなことをいろな人と出来る。

 遊びのような仕事を。仕事のような遊びを。というのが我が人生の態度だが、それにはキットコインが最高の発明になった^^。昨日もある人と話してて、イコールでなんかやろうかとなったのだが、ギャラはキットコインだよ、と説明して、面白がる奴とだけ仕事をする(笑)。単なるボラでも発注でもない。私とどういう関係性を作りたいのかが分かる^^。キットコインで私に仕事が発注出来るし。

3月15日(金)

 大谷翔平の結婚相手の写真公開。大谷さんは日本人のブランドアップしてるな。

 午前中に新宿で、明治大学の宮本大人教授と打ち合わせ。帰ったら疲れてひるね、。

 夕食は、バクダン。マグロや以下を海苔で巻いて食べる。
 新玉ねぎで、オニオンスライス。

夕食後「公文俊平情報塾」の読書会。

 前回の「万物の黎明」の読書会に続いて、新しい課題が出ました。
公文先生からのメールです。
「橘川さん、いま万物の黎明のアーカイブを半分ほど拝見しました。なかなかいい感じで議論が進んでいますね。よかったです。
それでは次は、イスラエル-パレスティナ問題を取り上げてはどうでしょうか。
おそらくそれを知る・考える上での最善の参考書は、米国在住の人権活動家のユダヤ人であるソカッチの下記の本でしょう。それに日本のユニークな戦史研究家の山崎雅弘さんの本を併せ読まれるのがいいかと思います。問題の難しさが痛感させられます。どちらも「中立的」な立場からじっくりと書かれています。
イスラエル 人類史上最もやっかいな問題
ダニエル・ソカッチ (著), 鬼澤 忍 (翻訳)
NHK出版、2023年
https://amzn.asia/d/7ZzUTTD
新版】中東戦争全史 (朝日文庫)
山崎 雅弘 (著)
朝日文庫、 2016年
https://amzn.asia/d/hlJUA3D

なかなか大変な問題だが、いくつかヒントがひらめいた。

3月16日(土)

 インターネット広告が、旧メディアの扱い高を超えていくが、無理矢理広告画面にして、そんな広告に効果なんてあるの? インプレッション数だけを追求するのであれば、旧来の広告の発想と変わらないので、やがて滅びる。ネットワーク時代の広告の思想と方法を探らないとね。

 我が家は30年になるが、作ってくれた宮本くんは、昨年度、芸術選奨に。彼の建築人生の作品展が受賞したのだが、その作品展に、かふあさんが行ったのだが、作品の歴史の最初のところに、我が家が出ていて、びっくりしてた^_^。

我が家の台所は、赤い鉄骨の上にモルタルひいて、瓦をうめこんだもの。最近話題の宮本佳明くんの設計。20年以上前。

『イコール』RADAR
神保町シェア書店戦国時代に突入だ(笑)
今村翔吾さんが仕掛けた神保町のシェア型書店「ほんまる」。佐藤可士和さんをまきこんだブランディング戦略で、全国展開を目指しそう。新刊も直接仕入れを行い、棚主が、今村さんの経営する新刊書店経由で8ガケで仕入れられる。出版社の出店も追求しそうだ。場所は、21世紀書店の裏側の通り。
PASSAGE(他社A)^_^が強気の値段設定で3号店を出したばかりで、ぶつけてきましたね。

もちろん、早速申し込んだ。申し込み番号22番。


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