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●Amazonとヤマト運輸と日販の未来。(未来職業研究所リポート2017/05/04)

★未来職業研究所は、シンギュラリティ以後の社会を展望し、新しいビジョンと、人材育成のカリキュラムを作成します。

●Amazonは第二の三越

 Amazonは、ベゾスの徹底した顧客第一主義によって勢力を伸ばし、インターネット上に世界帝国ともいえる王国を築いた。ベゾスの顧客第一主義の最大のテーマは「価格」である。システムを徹底的に合理化し、価格を下げ、送料を無料にし、他社の追随を許さずに独走した。そして、巨大な帝国は周辺諸国の力を簒奪する。

 ヤマト運輸(当時は、大和運輸)は、かつて三越の配送業務が主力であった時代に、三越・岡田茂社長の無茶な要求に耐えきれず、小倉昌男社長は、三越との契約を打ち切り、大組織の顧客から、個人を顧客とする宅配便事業にシフトした。この転換で、ヤマトは大きな飛躍をするのだが、そこに現れた第二の三越がAmazonである。

 流通業者というのは、製造メーカーとは違い、商品に愛情があるわけではない。大きくなればなるほど、「何を売るか」よりも「どのように売るか、どのように中間利幅を増やすか」がテーマになり、経営者は数字に没頭する。

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