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スターが出現するとそのジャンルは活性化して人気が出ます。しかしスターはなかなか現れないし作り出すのは難しい。講談は幸いなことに神田松之丞というスターが産まれたことによって活性化しました。しかし神田松之丞の伯山襲名披露はコロナ禍の影響で延期となってしまったのですが。 関東ではあまり話題にならなかったのですが、関西の講談界では旭堂南青(きょくどうなんせい)が2018年11月真打ちに昇進し、「旭堂南龍(なんりゅう)」を襲名し話題になりました。男前の南龍は女性ファンが多く、キリッ
●企画趣旨 新型コロナウスルスによって世界中が恐怖の大王に襲われています。不要不急の外出が制限され、私たちの生きる楽しみのひとつであった、外食産業やサービス産業やエンターティメント産業が、大打撃を受けました。一時的な自粛解禁になっても、これから長い間、コロナウイルスとの付き合いが始まります。 日本の伝統的な娯楽の一つである、落語や講談も、寄席小屋に客も来れず、師匠やお弟子さんたちの舞台を奪われています。この伝統の灯りを消すことなく、コロナ情況の中でも、後世に文化を継承し