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橘川幸夫の深呼吸学部

橘川幸夫の活動報告、思考報告などを行います。 ★since 2016/04 2024年度から、こちらが『イコール』拡大編集部になります。 『イコール』サイトはこちらです。 h… もっと読む
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#新型コロナウイルス

橘川幸夫の深呼吸学部(私塾)参加者募集

●はじめに 私は1972年に音楽雑誌ロッキング・オンの創刊に参加し、創刊の10年間を編集スタッフとして過ごしました。雑誌を出すために写植という技術を学んで写植屋を開業は、70年代は、私の住居がロッキング・オンの編集部であり、写植屋の作業場でした。ロッキング・オンは渋谷陽一が編集長で、私は編集室長でした。78年に、今の宝島社で、全面投稿雑誌「ポンプ」を創刊し編集長になりました。70年代の雑誌の時代を、参加型メディアの追求というテーマで動きまわれました。  その後、参加型社会を

参加型社会宣言(橘川幸夫の新刊)は、2020年6月に発行します。

参加型社会宣言(橘川幸夫の新刊)は、2020年6月に発行します。 まえがき  2020年。社会の構造が停止した。  私たちは、今、むきだしの時代の上で生活している。  社会とは、人類の歴史の時間の流れの上に形成された幻想のコミュニティである。時の流れの上で、そこに生きた多くの祖先や先達の体験や発見や知恵や技術を形にしながら、最適な生活環境としての社会を築いてきた。人は、胎児から子ども、子どもから大人になり、社会建設の一翼を担ってきた。社会は時代の大きな流れの上を推進する

病院経営が大変だ。

病院経営が大変なことになっている。 気がつかなかったが、病院も飲食店と同じで、日銭商売だ。 新型コロナウイルスで大混乱になっているが、一般患者はなるべく病院に行かないようにしているので、売上が半減しているようだ。 病院が戦いの最前線なので、これが壊れたら社会が壊れる。 給付金や支援金も大切だが、それより先に、病院への支援金を政府は 考えるべきでは、厚労省が先頭で動いてくれなければならない問題だと思う。

組織と新型コロナウイルス対策

 新型コロナウイルス対策に、大学が続々と学生に対して金銭的な支援を行っている。この流れに、不安になっている私学経営者も多いと思う。  学生への支援金は、奨学金の切り崩しなど、組織の内部留保を使っているようだ。私学は、都市部への回帰や、タワービルのような新校舎建設を競ってきたが、そうした動きも止まるかも知れない。  大学は基本的には学生の授業料で運営してきているので、学生が経済的困窮で退学してしまうのが一番困る。内部留保がある組織は、まず顧客のために、次に社員のために、内部