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中小企業、個人事業主必見!メタバースでビジネスやるなら絶対に抑えておきたいこと ~後編~

どうもこんにちは。Vtuberドクターのkohekoheです。

前編では、メタバースでビジネスを始める際にプラットフォーム自体を作ろうとしてはいけない
ということに関して自身の体験談を交えて述べました。

さてここからが本題ですが、個人事業主や中小企業が、メタバースでビジネスやるなら考えるべきこと

それは、

1にも2にも、プラットフォーム選び!!
です。

もう本当に、これに尽きるといっても過言ではありません。

すでに国内外で沢山のメタバースプラットフォームが存在してます。
そのような状況下において、どのようなポイントに気を付けて、どうやって選んでいけば良いのでしょうか?

①提供したいサービスから逆算して選ぶ

先程も述べた通り、すでに様々なメタバースプラットフォームがあり、当然ながらプラットフォームによってその特徴が全然違います。

例えば、自身のメタバースで提供したいサービスが、
・単発でのイベントを打つようなサービスなのか
・定期的にセッションを提供するようなサービスなのか

等によっても、
選ぶべきプラットフォームがまるで変わってくるということです。

選ぶプラットフォームによって、単発のイベント開催に適したプラットフォーム、あるいは、小規模の空間を利用して定期的な対面型サービス提供に適したものなど、プラットフォーム毎に向き不向きのようなものがあります。
また、同時アクセスの最大可能数、なども違うのでその辺りは、是非ともチェックしておくべきです。

②インターフェースの相性

続いて、自身の提供したいサービスのイメージと、プラットフォームのインターフェース、つまり見た目の相性についても考えておきましょう。

デザイン性の高いクールなプラットフォームが良いのか、あるいは、親しみやすいポップな方が良いのか、あるいは、すっきりとしたビジネス向きが良いのか、

例えば、国内外のプラットフォームとして
・かっこよくてクールなデザイン性の高いものでいえば株式会社Psychic VR Labの提供するSTYLY
・ポップ系でいえば、VRCHAT
・ファンタジー系でいえば、ambr
・ビジネス系でいえば、verbera の日本代理店であるガイアリンクが提供するGaia town、spetial
などのような感じで、

どのプラットフォームを選択するかで、全く提供するサービスの印象や体験価値が変わってきますよね。

③プラットフォームの特徴を分析する

こちらは、つまり、そのプラットフォームでは何ができて、逆に何が出来ないのか?
というのを、ちゃんと分析するということです。

最近は、メタバース空間内でNFTを購入できたりイーサリアムなどのデジタル通貨、暗号資産との互換性を謳うプラットフォームも、ちらほらと出てきました。
例えば、NOBORDER.zの提供するXANAなどがそうですね。

メタバース空間にて、何かしらのサービスを提供する時にそのままメタバースの中で決済が出来る、つまり、わざわざ、外部の決済サービスを経由する必要がなくなるということです。
解りやすく言えば、お金をチャージしたカードを持ってカジノやゲームセンターで遊ぶようなイメージでしょうか。

そのメリットとしては、例えば、提供するコンテンツに対して投げ銭のようにタイムリーにユーザーへ価値の訴求がしたいようなサービスには、とても相性が良いのではないかと思います。
ユーザーが「良いね」と思った瞬間に、クリック一つで「チャリン!」というイメージですね。

自身の提供したいサービスに、そういった点が必要かどうかも考慮するポイントでしょう。

④空間構築の自由度

お次はメタバースの最も大きな特徴と言える、空間構築の自由度についてです。
例えば、リアルの世界でサービスを提供している人、店舗を構えている人等で、将来的にメタバースに移行したいのあれば、メタバース上の店舗の雰囲気を自分色に染め上げたい、自分の好みの空間を自由に構築したい、そのようなニーズがあると思います。
その場合は、自分自身で、自由に空間を設計、デザインが出来るようなプラットフォームを選択すべきでしょう。

⑤現ユーザー数は?将来性は?

先程から何度も述べていますが、現在、メタバースのプラットフォームは戦国時代のような様相を呈しており、様々な企業がシェアを奪い合うために乱立しています。その中で次第に淘汰され、いきなりサービス終了なんてパターンも当然あり得るということです。

前編記事でも挙げたYouTubeやメルカリの例をまた出しますが、そこにユーザーが沢山いるからサービスを利用してもらえるのであって、誰の目にも付かない様なプラットフォームでサービスを提供していても、それこそ、時間と労力の無駄になってしまいます。
プラットフォームとその運営会社の規模、将来性などを加味してプラットフォームを検討することをお勧めします。

⑥ユーザーの扱いやすさは?

これは、一番最初に挙げるべきと言っても過言ではないくらい重要です。

まだメタバース自体の総ユーザー数がそれほど多くない現状において、新規利用者の参入し易さは極めて重要な要素です。
具体的には、ユーザー目線でのログインし易さ、アクセシビリティはどうか、対応言語やスマホ対応はどうか?などになります。

想定するサービスについて、ユーザーの対象年齢や性別、職種によっても、どのプラットフォームを選ぶべきかが当然変わってくるでしょう。

⑦利用料金は?

こちらも前編の中でも触れておりますが、継続利用した時に、一体どれくらいのコストがかかるのか?
ということです。
最初は無料だったとしても、継続利用などで制限があるのかどうか、この辺りは必ずチェックしておくべきでしょう。

ただでさえ、まだメタバースの利用者がそこまで多くない現状において、月に数件程度のユーザー利用なのに月の維持費が数万円かかる、なんていう赤字垂れ流しのプラットフォームを利用するのは得策とは言えません。

メタバース上で提供するサービスの顧客単価は幾らなのか?そして、どれくらいユーザーが集まることを想定しているのか、そのあたりの損益分岐計算は必要でしょう。

⑧商用利用・法人利用が可能か?

そして、意外と見落としがちなポイントとして、
そのプラットフォーム自体が、商用利用や法人利用を認めているかどうか
は絶対に確認すべきポイントです。

例えば、国内最大手のプラットフォームであるclusterは、2022年2月時点で、法人利用に関しては、法人向け窓口から事前申請が必要であると明記しています。

VRCHATについては、英語で10000字くらいある利用規約に目を通しましたが、法人利用や商用利用を規制する文言は特に見当たりませんでした。まあ、今後、それもどうなるかはわかりませんが。
プラットフォーマー側の匙加減一つで、構築したビジネスを根幹から覆されてしまうというリスクは、どのプラットフォームを利用しても起こりえるリスクと言えます。

⑨絶対に越えなくてはいけない壁

そして、最後に絶対越えなくてはいけない壁についてお話しします。

それは、
何故、オンラインビデオ通話ではなくメタバースなのか?
ということです。

メタバースにおいて提供を考えているサービスが、なぜオンラインビデオ通話ではなくメタバースでないとダメなのか?明確に浮かびますか?
あるいは、自身の提供したいサービスについて、メタバースの利用による付加価値を明確に説明できますか?

その辺りの用意が無いと、メタバース利用は単なる話題作りになってしまいます。まあ、それも戦略として全然悪いことではありませんが、折角メタバースを導入するなら、パフォーマンスではなく、ユーザーにとっても自分自身にとっても価値のあるものにしたいですよね。

色んな情報がありすぎて悩んだら

さて、ここまで色々と語ってきましたが、もしどのプラットフォームを選んでよいか、
結局悩んでしまうという人は、
プラットフォーマーの理念や文化を理解してみる
と良いでしょう。

ビジネス的な観点のみならず、単純に応援したいと思えるプラットフォームを利用するというのは、一つの明確な理由になると思います。金銭的に損か得かという問題を超えたところにある判断になります。応援しているから利用するというのは、とても気持ちが良い発想ですよね。

ちなみに、VRCHATについては、その開発背景や文化などまでが深堀されて書かれた書籍も近々、発売予定です、私も今から楽しみです。

タイムリミットはあと1年くらい!?

今でこそ、メタバースは流行り物のように騒がれて、様々なプラットフォームがシェアの奪い合いで乱立している最中ですが、
そのうち、メタバースでサービス提供なんて当たり前になるし、
非エンジニアでも誰でも簡単にサービス提供が出来る様になる、
これは間違いないと思います。

Microsoftが自社の運営するteamsでもアバター利用が出来るようになると名言しました。また、すでにMeta(旧Facebook)のhorizonなどは、ベータ版で、とても使いやすいサービスに仕上がっています。また、iphoneでおなじみのappleから近々、VRグラスがリリースされるという噂も絶えません。そうなると、iOSを利用した独自のメタバースを確立してくる可能性も十分にあります。
多分、近い将来、この辺りのメガ企業がサラッと、めちゃくちゃ快適なメタバースサービスを作ってくるでしょう。

解りやすく言えば、
今でいう「zoom」みたいな感じで、誰もがメタバースでやり取りできる様にすぐになります。

今でこそ、「メタバース始めました!」なんていうと話題性がありますが、ここ1〜2年以内に、メタバースでビジネスなんて、別に全く珍しいものではなくなります。オンラインビデオ通話のように、誰でも普通にやってることになります。これは確実に来る未来です

じゃあ、それを待つべきか?

答えはNOです。

ある意味で、メタバースが社会に標準化されてしまう前に、
独自性、独創性をいかに身につけられるか、
その領域でパイオニア的立ち位置に躍り出るか、

その辺りが勝負であり、
大きなビジネスチャンスとも言えるからです。

また今なら、先ほども触れたように、メタバースの利用そのものがブランディングにもなります。

だから、メタバースでビジネスをやるなら今!なんです。

以上、kohekoheでした。

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株式会社comatsunaでは、個人事業主や中小企業向けのメタバースビジネスのコンサルはじめました。

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