【雑記1】不思議なチー出し牌から待ちを考える

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親のポン出しは白、3pをチーして打3s。
親が私だったのですが、自分で打っていた時はこの3s出しがすごく変に映りました。
河がかなり濃いのでほぼテンパイと仮定します。2mのトイツ落としで、その後の手出しの関連度が上がります。チー出しだったのでその跨ぎを一旦チェックしてみると、1sも2sもチーされておらず、3sポンもされていません。
次に3s周辺のシャンポン形もチェックしてみるのですが、4s以外は2枚以上打たれていますし、4sトイツなら4s+何かのシャンポンより25sにしそうな気もします。
するとこの3sはどういう理由で持たれていたの？という疑問が生じます。

この3sを残している意図は
①安全度で残っているパターン
②4sトイツだけど4sが待ちには絡まないパターン
③4sと6mのシャンポンにしたパターン
この3点になりそうです。そして、結構なパターンで3sは打1枚目の2m以降に引いてきたことが多そうですね。

①安全度で残っているパターン

ぱっと思いついた2mトイツ落としのパターンはこれ。
ツモ3s➝1者現物なので3sを残して打2m➝ツモ7s➝打6s➝3pチー。
打6sでソウズがメンツ完成していそうですね。677s、688sはこの条件を満たしています。

2mトイツ落とし・3sの後引き、打6sの段階でソウズが埋まったということを全て加味すると、並びシャンポン以外かなり出づらく（理由は下記事にあります）

これだと打4pになってしまうので、2mトイツ落としが成立しません。

6m周りの並びシャンポンが結構出てきそうでしょうか。

②4sトイツだけど4sが待ちには絡まないパターン

ぱっと思いついたのはこれ。
ここから打2m➝ツモ3s打2m➝ツモ478s打6s➝チー打3s。

次はこれ。

ただ単にターツオーバー、暗刻ヘッドレス意識で6sが残って打2m➝ツモ3sで打6s➝チー打3s。

③4sと6mのシャンポンのパターン

ありそうに見えて実はかなり厳しいパターンぽく感じています。

これ以外の形だと
①トイツの質で2mより4sが打たれそう
②ターツ不足（くっつき形が関連する）になって2mトイツ落としが起きなさそう
③カンチャン、ペンチャンは2mトイツより優先して払われそう
これらすべてを満たすことが案外難しいです。
さらにこの形すら、3sが3枚切れなので3sが打たれるケースがありそうです。

最終的な牌の危険度

マンズ

45678mは超危険で打点も伴う、9mは危険だがほぼ1500点、3mは危険だがほぼ1500~2900点

ピンズ

36pの2度受けはほぼ出てこない、他のピンズは2mのトイツ落としと345pチーが矛盾するのでほぼ出てこない（喰い伸ばしがない、途中のリンク参照）ピンズはかなり通せそう

ソウズ

7s、8sはメンツ完成率が高いので結構通りやすい
125sは鳴かれていないので通りやすい
4sはたまにシャンポンで当たりそう

字牌

物理的にない

実際はこれでした。

この後はツモ3s➝打6sでした。
やっぱり7s暗刻、8s暗刻の割合が高いんですかね。

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