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腸内細菌を再生する

我々を取り巻く環境は決して
腸内環境にとっていいものとはいえない

腸内環境を悪化させるものを避け
良い状態になり得るものを
取り入れる必要がある

健康な人であっても
腸内フローラの構成は異なり
腸内細菌はさまざまな種類が共生し
生態系をつくっている

それらは助け合う一方で
生存競争も繰り広げ

その結果として
その人に最も適した
腸内細菌のタイプだけが
腸内に生き残っている

ただ単に
善玉菌を増やせばいいという
善玉菌や悪玉菌、日和見菌といったような
括りにはなっていない

実際に、腸内環境が
より多様性に富むようにするには
どうしたらいいのだろう

腸内細菌は腸の中で
他の様々な腸内細菌
侵入してくる多様な微生物など
これらの触れ合いや交流から
いろんなものを活かして
増殖し生きている

こうした環境を手助けできれば
腸内環境は多様化につながっていく

まずは発酵食品
熟成されたぬか床は
その多様化した
微生物環境を体現したものといえるかもしれない
それに同じ食材であっても
採れる場所によって
それに付着している細菌が違うケースもある

また種類の少ない
同じメニューばかりを食べ続けると
特定の細菌にだけエサを与えることになり
腸内フローラの共生関係は崩れやすくなる

腸内細菌は寒さに弱く
一方で太陽光に当たることにより
腸内細菌は多様化する

睡眠にも大きな影響を与える

自然に近づけば
腸内細菌も活性化する

家族との入浴によって
家族間で共通の腸内細菌を多く保有し
源泉かけ流しの温泉は
人々との菌の交換が行なわれる

クラッシックのような名曲を聴かせると
腸内はいい発酵をしてくれるし
外部の情報には敏感に反応し
フェイクに対しては
腸内細菌はそれを嫌悪し
例外なく活動が大きく弱まる

もともと日本は
自然万物に神が宿るという
八百万の神の世界観、伝統的自然観
その多様性の中にこそ
本質的で自然なものが存在する

我々の腸内環境も地上の世界も
多くの生命と協働して生きている
周りのたくさんの存在と共生している

そのことを再認識することが
とても大切

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