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#13 物覚えが良くなりたいと願うことをやめた

小さいころから記憶力が皆無な橘りんです。

なので、
漢字を覚えること、
歴史の人物や事象を覚えること、
地理を覚えること、
英単語を覚えること、
本当に苦手でした。

さらに言うと、口約束さえ頻繁に忘れました。

忘れ物もすごく多かったです。

以前の私はそれが嫌で記憶力を上げるような
自己啓発本なんかを読み漁っていたのですが、
その内容さえ覚えられないんだよね。

ノートとかに書いてもさ、
そのノートをどこにやったか忘れる。
だけにとどまらず、書いたことさえ忘れる。

それで急に忘れていたことを思い出すと自己嫌悪。
そしてその自己嫌悪を忘れる。

そんな日々を過ごしておりました。

史実に基づいた漫画やゲームを読んでも、
その史実が分からないので、
暗黙の了解で関わりが構築されて話が進むと
全く話についていけず、
そのたびに
きっと歴史を覚えられていたら
もっと楽しめるんだろうな。
なんて思ったり。

でもAOコーチングと出会い、
ひとまずその自分を受け入れることにしたのです。

表面上の私の願いは記憶力を上げることでしたが、
本当は仕事のタスクきちんとこなせること。
・(予定を忘れて行きたいイベントに行けないことがないように)
 行きたいイベントに全力で楽しむこと。
・歴史もののお話を楽しむこと。
が望みなのであって、
別に覚えてなくてもこれができるなら、
記憶力が上がらなくたっていいのです。

ってなると、それは可能なのでは?なんて思ったり。

タスクをその都度書けばこなせるし、
予定を手帳に書く癖をつければイベントの漏れがないし、
別に覚えてなくてもその都度調べれば歴史ものだって楽しい。

なので私は、手帳や内観ノートとは別に
仕事用のノートを用意し、
仕事のタスクをそこにひとまず書くことをルールにしました。
もちろんこのルールだって忘れるので、
今はそのノートが仕事のデスクに開きっぱなしでおいてあります。

書いた内容を忘れるため、
始業時に、見開きの新しいページを用意し、
過去のタスクで終わってないことを
書きうつすことから一日が始まるようにしました。

予定の決定を手帳に書くのはさらに難しいです。
仕事と違ってすぐに手帳に予定が書けないタイミングで予定が決まったりしませんか?
スマホのカレンダーが使いこなせればいいのですが、
予定がぱっと見てわかりずらくて苦手です。

なので、私は予定が決まった際には
「手帳出してメモしてもいい?」
と相手に声をかけるようにしました。

一緒に遊んでくれる友人は、
そもそも私がよくダブルブッキングをすることを知っているので、
話がそこで途切れようと快く私のメモを待っててくれます。
…いいやつらかよ(´;ω;`)

歴史ものについては、フィクションとして楽しむことにしました。
フィクションだって、実はこうだったみたいな裏背景あるもんね。
それを知ってたらなお面白いけど、別に知らなくたって面白い。
気になったら調べるけど、昔の〇〇が舞台になった作品。程度の方が
難しく考えなくていいから楽しめる(/・ω・)/

望みの本質を深めて、その望みをかなえる。
もしかしたら、表面上の望みをかなえるよりも
簡単なやり方があるのかもしれない。

そんな風に感じた内観でした。

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