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究極の言われた事やるマン、生まれて初めて自分の頭で考える。

初めまして!
株式会社1LDK所属、女性向けコンテンツ新人プロデューサーのMeTです。
3月から転職して早4ヶ月が経ち、できることもだんだんと増え忙しい日々を送っております。
noteを書こう!という機会をいただいたので、未経験から他業種へ飛び込んで数ヶ月経った現在の様子をお届けしていきたいと思います。
記事を書くことすら初めてなので、何卒見守っていただけますと幸いです。

前職はアニメーター

私は転職前、アニメーターをしておりました。
アニメーターと聞くと、皆さんネットや風の噂でご存知かもしれませんが、なかなかハードなスケジュールで作品を作っていく、面白い職業です。
アニメの最終回放送直前は何日も泊まり込みで業務に当たることもしばしば……。気合いで乗り切る!どうにかする!そんな現場でございました。
楽しい思い出もあれば、辛かった出来事もあり、鉛筆の粉で全身ふんわりと黒くなったりしながら当時は忙しなくアニメを描き続けていました。

しかし、私はアニメでは食べていくことを諦めました。
このまま身を粉にして働いても、私の作画能力では月収は雀の涙、猫の額ほど……。
夢破れ……、とまではいきませんが、潔くアニメ業界から去ることを決意。
休息期間と言いながらしばらくバイトを経て、年始についに転職を決意。
今年の3月に勢いをつけて1LDK社に飛び込んだ……!というのが私の簡単な入社の経緯でございます。

全くの未経験で不安がなかったといえば嘘になります。
そもそも、これまでオフィスワークをしたことがございません!
アニメーターの時は必要最低限のコミュニケーションしか生まれませんでしたし、会社という組織に対するイメージも本当に何も無い冗談抜きの0スタートから飛び込んだのが私です。
会社というものに対してアニメや漫画、ドラマなどの情報しかないのです。
不安がないはずがありません。

そんな自分自身への不安が付き纏った転職活動も、弊社と出会えたおかげで今や遠い昔のような感覚です。
面接を受けた際に私が感じた弊社の魅力は、「やってやるぜ!」という社内の活気だった雰囲気と、その活気自体が大変心地良いもので、ついつい一緒についていきたくなるような気持ちになった点です。
この印象に関しては、入社後も変わっていません。
お祭りの提灯を見て思わず楽しくなってしまうような、自分もこの空気にずっと触れていたいような、そんな感覚が今でも薄れる事なくあります。

推し黙るのって正解じゃないんだ?!

さて、全くの未経験で、女性向けコンテンツ自体にも入社してから初めて触れるような私でしたが、上司や先輩方のご指導のもと今もなんとかしがみついております。
少し業務にも慣れてきた最近では、前職で培ったアニメ制作の知識も「いつか使える機会が来るのかもしれないな〜」などと現在任せていただいてる業務と、これからの未来にできそうな施策を想像してはワクワクしております。

前職では「新人は渡されたものだけ描けば良いし意見はいらない」「仕事は早くて安い人にばら撒いて、最後にクオリティだけは保ってね」と言うような環境でございました。
以前の業務だと自分の成果物に対しての価値が感じられず、「これでいいのかな…?」「誰が喜ぶのかな…?」など漠然とした不安が常にあったことを覚えています。
そしてその不安は口にしてはいけないし、社内の誰にも話せませんでした。
業界的には当時「とりあえず言われた事やるマン」が常に求められていたと思います。(今は存じ上げませんが…!)

その頃と比べると、なんと世界が違うことか……。
これが……脳みそが動いてるって、コト……!?
入社日から三日間頭痛が治らなかったのも、今では笑い話です。

もう言われた事やるマンではいられない

では何故、究極の言われた事やる推し黙りマンだった私が考えを改め、辿々しくも自分で考える思考回路に変化しようと意識が芽生えたのかと申しますと、単純に背を押してもらえたからというのもありますが、私のような未経験の人間でも「さまざまなことにチャレンジする機会を与えてくれる環境」が弊社にはあったからだと思っています。
思ったことを1意見として発言させてくれる環境って、あるんだなぁ〜……すご〜〜い…と入社初期はたまげておりました。

弊社の面接を受けた際に言われた、「一緒の船にただ便乗する人は求めてなくて、一緒に船を漕いでくれる仲間を探している」という言葉が特に印象に残っています。
この条件に対する私の答えは「漕げるようになるから乗せてほしい!!」でした。
「言われた事やる推し黙りマン」から「どうにかしがみつくマン」になった瞬間です。
環境で人はいくらでも変われるし、変わる意識を持って挑めば頑固な固定観念でも破れるのだと今後自分で証明したいと思っています。
当面の目標は、「見様見真似で船を漕ぐのではなく、ちゃんと漕げる人になる」こと、です!

そのためには、もうしばらくちゃんと働いて自分にもっと自信を持つ必要があるのですが……(笑)

最後に

上記の「環境が変われば人は変われる」という言葉について、昔の私なら「それはそうじゃん、環境を変えるのが大変なんじゃん。」「だったら今だってそこまで悪くないんだし、何にも失くなるよりは現状維持でいいんじゃない?」と行動する前に理由をつけて諦めていたと思います。

でも行動しないと良くも悪くも何も変わらないのです。

言ってしまえば当たり前のことですが、人によっては難しいことですよね。
私の場合は難しい側の人間…だったのですが、勢いをつけて勇気だけで飛び込んでみた結果、現在見違えるほどに景色が変わったことを実感しております。
お仕事しててワクワクできちゃうなんて本当に久々で、むしろ驚いているくらいです。こんなに楽しくていいの!?なんて。
贅沢な体験をしている気持ちです。

このnoteを、転職を考えている方々や、過去の私のように転職になかなか踏み切れないという方々にお届けできれば幸いです。

こんな感じで今後も更新していきますので、よければ見守っていてください〜!
それでは!

MeT


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