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海外からの仲間。

日本女子フットサルリーグも、折り返しまで見えてきたこの時期。
ミネルバ宇部に2名の外国人選手がやってきました。

日本の反対側。遠い遠いブラジルからの来日です。

すでに2名の入団発表は済んでおり、うち1名は試合にも参加しています。
早くここまでの経緯をまとめなきゃ、って思いながら、時間が過ぎてしまい遅くなってすみません。

そもそも論、なんでリーグで一番弱いチームがなぜ外国人選手を獲得したのか。これ、本当に皆さん疑問だと思います。たくさん聞かれました。笑

あまりリーグでの順位や立場については、正直考えていませんでした。

ブラジルから山口県宇部市に選手が来たら、おもしろいだろうな。がスタートです。

地方では、選手に限らず、外国人の移住者はとても少なく、目立ちます。
都会では普通ですけど。
つまり、地方の子どもたちには、そのような多文化や多様性に触れる機会は本当に少ないと思います。
フットサルをする。という目的で、海外から選手が来ることで、街の子どもたちに、とても貴重な経験をさせてあげることができる。
理由は、その一点でした。

自分自身の経験から来るものですが、多文化、多様性。つまり「当たり前って何?」「普通って何?」
そういうことに、もっと小さな頃に知りたかったと思っていました。
地方で生きていくのは、「息苦しい」もんです。周りの目が気になるものです。
でも、それが当たり前だと思って育ち、型にハマることが〇だと思って生きてきた私は、大人になって多様性について身近に知る機会を得て、考え方が大きく変わりました。

自分の人生を楽しむ権利が自分にある。
と思えたことです。

これは、実は今の子どもたちには、とても重要なことだと思うんです。
個性の尊重。という言葉ではなく、
人と自分との違いをきちんと認識した上で、お互いを認め合う。
これ、本当に大事です。まず違いを認識する。ここが本当に大切だと思っています。そして何より自分の人生を一生懸命、楽しむ義務があると思っています。
たぶん難しく言えば、「自己肯定感」。
今の子どもたちは、自己肯定感の低い子が多いと感じることが多かったからです。

そんな自分の経験から来るものですが、宇部市に外国人選手が来て、一緒にボールを蹴ったり、ポルトガル語教室をしたり、街のイベント参加や学校への訪問。

これこそ、「フットサルを通じてできること」だと思っています。

もちろん、競技力は、びっくりするくらい上がりました。
これもまた機会があれば書きたいですが、ブラジルでのフットボール文化を知り、本当に驚きと学びしかありません。

私は何も考えていませんでしたが、
結果として、競技力もあがり、チームの士気もあがり、今のところ、マイナス面はゼロです。

続きはまた。。。。



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