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クロナガアリ飼育3年目(2015年)

クロナガアリは飼育3年目の2015年にも順調に増殖を続け、コロニーの働きアリは900匹にも達しました。コロニーが巨大になるにつれ働きアリの役割分担が明確になり、小部屋が様々な用途で使い分けられるようになりました。

コロニー全体は3箱の飼育ケースが連結されています。各部屋は、働きアリの待機所・種子の貯蔵庫・幼虫の育児室・女王アリの部屋・ゴミ捨て場など多彩な使われ方をしています。

飼育3年目 コロニー全景(1箱目)
飼育3年目 コロニー全景(2箱目)
飼育3年目 コロニー全景(3箱目)

次に、各部屋を詳細に見ていきます。クロナガアリには様々な種子を与えていますが、種子の種類によって貯蔵庫を使い分けており、実に観察のし甲斐があります!

コロニーの出入口(働きアリの待機所)
幼虫の育児室
小さな種子の貯蔵庫
女王アリの部屋
大きな種子の貯蔵庫
タンポポ種子の貯蔵庫
ゴミ捨て場

クロナガアリの働きアリの寿命は2年程度のため、2013年のコロニー創設期の働きアリは既に死んでしまっています。しかし、女王アリは生き続け産卵を繰り返すため、コロニーの働きアリは増え続けています。全体に活気がある強いコロニーになりました。