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儚くないなんて言わないで



人は度々生き方を間違う

ほんのすこしだけ優先順位を見誤る


大切にすべきことが


均等に平等に
すべてできれば

そりゃあ問題ないけど


生きるってそんなに簡単じゃない



ちょっとしたボタンの
掛け違いで溝ができたり

その溝がなぜか一生埋まらない
致命傷になることもあったりで




正しさの答えが見えないことも


その判断が自分にとって正解でも
人にとっては大不正解かもしれない


昨日までの鮮やかな日が
今日や明日に突然
無色透明のなにかに変わることがある


すごく儚いものだ





自分のこれまで


いろんな場面で
選択を、進む道を、
間違えてきたような気がする



大前提として
自分の生き方を自分だけは
認めていてあげたいのだけど。



それをふまえてもね



無限にありそうな選択肢が
そのときはひとつしか見えてなかったり

立場とかその場の雰囲気とか
傲慢とか自己満とか
もはやよくわかんない
ごちゃごちゃしたものに揉まれて

自分の感情だけを優先して


選択や優先順位を
間違えてしまったことがあったとおもう


というか

あった。


や、

もしかすると

自分の人生なんか

今の今まで間違いと気付いてない
ことばかりなのかもしれない笑





SUPER BEAVER
「儚くない」の歌で大好きなフレーズがある。



SUPER BEAVERは
いつでも真っ直ぐな愛を伝えてくれる


この「儚くない」も大好きな曲



これをライブで聴いたとき

とめどなく流れる涙に
自分で呆れてしまうほど

感情に思いきり刺さった


命を儚いなんて言葉で片付けてないでって
ただ生きていてっていう愛の歌なんだろうけど

※すごい大雑把な解釈でごめんなさい
 絶対もっと大切な何かを歌ってる



個人的な感情だけでいうと

これまでの選択や後悔を問うように
無くしてきたものの重さを問うように

聞こえてきて


あの時ああしていればとか
伝え切らなかった思いとか


そういう後悔ばかりが
思い浮かんでしまって


途中まで悲しみの涙が止まらなくなった




頭の中で加藤浩次が怒るように



当たり前じゃないとわかってても
そこにある時間や人の大切さを

大切にできなかった瞬間があった



傷つけてしまったことも

たくさんあっただろう





でもこの歌の2番の歌詞が

これまでの
いろんな後悔の背中を
さすってくれたような気がした

後悔が悪いわけじゃないんだ
その理由が いつも初めてならいい



そうだね


悩んで悩んで

出した答えが後悔になっても

はじめての理由だったら、と。



悩んだ過去の自分と後悔を
包み込んでくれる歌だった


ここからは
また違った涙が流れた



さっきまでの涙が後悔なら

ここからの涙は
きっとこの先を照らす何か。




後悔を引きずっていても仕方ない


自分をすこし許し認めて
未来をどう生きるか考えるしかない


それが生きるってことだと。







よく

離れ離れになる人に

どこかで元気でいてほしい
なんて言ったりするけど



やっぱり

大切な人とは

できればハグができる距離で
幸せであってほしいとおもう



悩んだり辛いときには
手を差し伸べられるような距離で


喜びや感動は
すぐに分かち合える距離で


むしろ


なにもなくても
側にいられる関係で

ぬくもりを感じていたい




とはいっても


人の思いは儚い。



お互いがそう思える関係で
あり続けないと成り立たない



あたりまえじゃないからな!


いまある幸せも時間も人もみんな。




命にはあてらまらなくていいけど



やっぱり
儚いから美しいものもあるのだろうと



永遠に続かないとわかりながら

儚い思いは募るのだろうと。



だから
儚くないなんていわないで


と思った夜だった。



なんかまとまりのない終わりに
なっちゃったけど、


まずは


明日やその先が
いい日になるといい


いい日にならなければ

そのいい日じゃない日も
いつか振り返れるように

とにかく生きていられたらいい

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