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[書評]結局、人生はアウトプットで決まる 自分の価値を最大化する武器としての勉強術

はじめに

 最近外部へのアウトプットが減っていたなあと反省していたmesh1nek0x0です。今回は不足気味になってしまった原因や、復活&継続のコツを見つけられればと思い、本書を手にとってみたのでそのご紹介です。

ざっくり3行でのまとめ

- 自分が好きなことについてアウトプットするのが継続のコツ
- 情報の横流しではなく、自分なりの考えを加えると価値が生まれる
- 「書く」だけのアウトプットだけじゃないことについても触れられている

この本の紹介

 マイクロソフトでエンジニアを勤めた中島さんの本です。著者の経験をもとに、どうしてアウトプットするとよかったのか、どういうアウトプットをすれば継続しやすいのか、どういうアウトプットが求められているのか?について具体的に紹介されています。基本は「書く」がベースですが、話すことや動画としての公開についても少し触れられています。

この本のポイント

1. アウトプット推し+具体的なアクションに繋げやすい内容
 アウトプット関連の本は何冊か読みましたが、「とにかくアウトプットするんだ!だってこんなメリットがあるからね!」という本が多かった印象ですが、本書は継続するためにどんなテーマを選ぶと続けやすいのか?継続のモチベーションを生むためにどんなことに留意すると良いのかが紹介されています。

2. 全体的に読みやすい 
 著者の具体的な体験から抽象化して話が展開されているため、内容がイメージがしやすく理解が捗りました。本質はアウトプットすることとその内容にどういうものを選び、どう表現するのか、とかなり絞られており、本書の言葉を借りるなら読後に記憶に残る「お土産」が大きいと感じました。

3. 書く以外のアウトプットについても触れられている
 一番手軽なアウトプットは「書くこと」だと思いますが、本書ではそれ以外の話すことや動画などについても触れられています。具体的な推しツールや動画の場合はブログよりも長い間みてもらいやすいなど、書く以外の知見についても書かれている点が他の本ではあまりみられなかった特徴かなと感じています。

所感

 私は何が好きなんだろうな、ふとそんなことを考えさせられました。本を読むのは好きだし、美味しいものを食べるのも好き。先日の書評も著者の方とメッセージができたので、アウトプットはやってみるもんだなと感じます。
 感じたことをまずはひたすら書き出す、という点では前田さんのメモの魔力も観点が似ているな感じました。合わせて読んでみると相乗効果があるかもしれません。興味がでたらこちらも読んでみるといいと思います。

カバー写真について

 アウトプットといえば、外化。思考を書き出すという点と、人生はアウトプットで決まるという題に合わせてこちらをお借りさせていただきました。素敵な写真をありがとうございました。

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