⑦いろいろな作品を見て~週刊少年マガジン原作大賞応募作紹介~
マンガ原作大賞を開催するのはなぜでしょうか?
圧倒的におもしろい作品をマンガ化するため。
それが真ん中なのは間違いないでしょう。
でも、それだけでしょうか?
賞の開催は、編集者側にとっても挑戦なのではないか、と感じます。
ありきたりな例えになりますが。
教室の隅でボッチ飯している地味な眼鏡の男の子。
でも実は、眼鏡を外したら超絶可愛いくて、なんなら女の子なことを、自分だけが知っている。
そんな時に、あなたは声をかけますか?
もちろん、自分の見立ては正しくても、思い通りになるとは限りません。
むしろ困難の末に、結局なにも変わらない or 状況が悪くなることの方が多いです。
それでも。
全部を受け入れて挑戦しますか?
作者:I(アイ) さん
タイトル:エロ×エモ=地球を救う?(企画書部門)
この作品の内側にあるものについて。
作家性という陳腐な言葉しか見つかりませんが、見えているものの明度の違いをひしひしと感じさせられます。
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