㉚マガジン原作大賞に向けて、第一話を分析してみた　～約束のネバーランド～

あらすじ

11歳のエマは施設ハウスで暮らしていた。
白ずくめの制服。
首筋の認識番号。
毎日の勉強テスト
そして、
外に出てはいけないというルール。
それが、当たり前だった。

エマは過去に一度だけ、仲良しのノーマンとレイとで
ルールを破って、外に通じる門に行ったことあった。
門は廃墟のようになっていた。
「一体に何から僕たちを守っているんだろう」
ノーマンの疑問が静かに響いた。

施設ハウスからは時々、里親が見つかり旅立つことがある。
今回は、まだ幼さの残るコニーが旅立つことになった。
コニーが旅だった夜。
エマはコニーの忘れものに気がつき、
仲良し３人組で協力して、忘れ物を届けることにした。
コニーの行き先は門だった。
そこでは外に行くための馬車が止まっている。
エマはコニーを探して馬車の荷台を見ると、
コニーが、胸に花が刺されて死んでいた。
不意に物音が聞こえて隠れる。
鬼と呼ばれる化け物が現れ、コニーを瓶詰めにする。
「この農園の人肉は　全部金持ち向けの高級品なんだぜ」
鬼の言葉にエマ達は施設ハウスの本当の目的を知った。
こっそりその場を逃げ出して、施設ハウスに戻ったエマ達。
自分達の行く末を知った３人は、施設ハウスの子供
全員での脱出を決意する。

パンチライン

子供達38人での脱出劇おにごっこ　

構成

第１幕：P05～26　施設ハウス　３人組
第２幕：P27～39　コニーの旅立ち
　　　：P40～56　真実
第３幕：P57～59　脱出の決意

分析

サスペンス要素が強めの作品です。
第１話は説明が大半を占めるので、
盛り上がりとなると難しいなぁ、といった印象。

約ネバは脱出劇が最初の盛り上がり。
そのあとの展開でさらに盛り上がり。
なマンガなので、第１話だけでみるのは
ナンセンスなのですが。。。

とはいえ×２。
原作でサスペンス系のストーリーで勝負していくなら、
第１話をどう読ませていくか。
これが重要だと、感じました。

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