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退職時、同期に手紙を書いて思ったこと

退職連絡とは別に、特別感謝を伝えたい人にだけ手紙を書いてる。
思い出とか書いてたら1人の分量が多くて、とにかく手が疲れる。
途中でやっぱりスマホのメッセージで送ろう!とも思った。
けど、それでも手書きで便箋と封筒で届けたいと思った。
そんな手紙を書いている中で思ったことが2つある。

1つは、私はやっぱりハンドメイドが好きなんだなって思った。
1つ1つを作ることは時間も気力もお金も多少かかって大変。
だからこそ、そこに価値があるんだと思った。
言葉で伝わらない思いを込められると思ったし、ちゃんと伝わると思った。
その大変さを味わえば味わうほど、やってよかったと思うんだろうな。と思うと頑張れる。
仕事でSEとしてサービスを作っていた時期があったけど、その時は面白みを感じられず「私はものづくりは好きじゃないんだ」と思い込んでた。
でもそれはデジタルな世界でのものづくりってだけだった。
編み物をはじめ、もっと原始的な自分の手で1から何かを生み出すのは、すごく好きだった。
そうか、テクノロジーで作るサービスもある程度作る大変さはあるけど、私はそこから人の愛情があまり感じられなかったのかも。
人の想いがサービスに現れることはまじまじと感じていたけど、体現方法がテクノロジーを介していることが私はしっくりきてなかったのかな。
その方が圧倒的に多くの人に提供することができるけど、人の数より想いの深さの方が私にとって大事なのかもしれない。

2つ目は、自分にとって大事な人が思ってた3倍いたということ。
シンプルに生きるのに憧れたり、本当に大切なことは少ないという話を聞いて、自分の家族レベルの身近な人は「大切」それ以外の人は「そこまで大切ではない」と無意識に分類してしまっていた。
そんな両極端なもんじゃなくて、これから「大切」になる人や物理的に身近ではないけど心の底で繋がってる人など、「大切」の中でもバリエーションがいっぱいあることに気がついた。
会社で出会った人はまだ出会って3年しか経ってないから、学生時代の友達に比べて同じ時を過ごしたわけじゃない。でも、今まで「大切」認定してきた人に近づく勢いで「大切」な人が実はいっぱいいた。
大切にしたい人が増えていく人生は、本当に幸せだな。。。感謝しかない。

そんなこんなで最近思ったことでした。

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