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#5(後編) 推しの夢を叶えたい

はんぺん(@meruchanchan_)です。昨日のつづき。

推しに連れられ初めてのライブに行った5月。
1ヶ月後、早々にしてグループのTIF出場に向けたTIF選考のライブに行くことになりました。


そこにあったのは、いつものライブではなく"闘いの場"のような雰囲気でした。
とは言っても物理的な闘いではなく、グループによるTIF出場への全8グループ?の中での3つという少ない切符を勝ち取る闘いでした。
凄い数のオタクが新宿ReNYに詰めかけたライブ、熱気もまた物凄かったです。
繰り返しにはなりますが、TIF出場に向けてのライブだったため、いつも以上にステージとフロアの一体感が半端ではありませんでした。
僕もうろ覚えのコールを必死に叫びました。

オタク2ヶ月目、そもそもTIFが何なのかすら分かっていませんでした。
「よく知らないけど勝ったらおっきいステージに立てるんだ」
と思い、推しがそこに立てるなら応援したい!と思いYouTubeで曲を聴き、コール動画を見て覚え、(結局タイガーとファイヤーまでしか言えなかった)初めて1オタクとして全力で臨んだライブでした。

結果は2位。メンバー、オタク一丸となりグループのTIF出場の夢を叶えました。

特典会を終え帰ろうとした時、オタクの方に声をかけていただきご飯に行くことになりました。
まだ未成年で人見知りだったのもあり断ろうと思いましたが、勇気を出してお邪魔させていただくことにしました。
ここでの出来事が今の自分に繋がることになります。

ここにどこまで書いていいのか分からないので具体的な内容は伏せますが、そこで聞いた内容で
"TIF出場への道がどこまで厳しく壮絶なものだったか"
を知りました。
「そこまでしたんだ…」
って言葉が無くなるぐらいです。(気になった方は現場で僕に直接聞いてください)

「なんでそこまでしたか?」
僕はこう思いました。すると、それを聞くまでもなくその理由を知ることになります。


「そこまでしてでも推しの夢を叶えたかったから。」

その言葉を聞き、僕は何かに目覚めさせられたような感覚になりました。


"好きな人を推せて、その人の夢を一緒に叶えられる世界がここにはある"





ニュートンが落ちたリンゴを見て、万有引力を発見した時のように




それは、ふと感じた。


そして、心に決めた。









この人達みたいになりたい、と。









この人達みたいに"推しと夢を叶えたい"、と。



最後までお読みいただきありがとうございます。

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